かみ合わせ治療

普段、かみ合わせを意識する人はそれほど多くありません。

しかし、かみ合せが悪くなると、その症状はお口の中だけなく、体調をもおかしくします。

あごに痛みがあったり、あごが鳴ったり、口を大きく開けることができない顎関節症（がくかんせつしょう）が典型的な症状です。その他…

• 頭痛、肩こり、首のこり、腰痛
• 耳の痛みや耳鳴り、難聴、めまい
• 目の疲れや充血、涙が出る
• 歯や舌の痛み、味覚異常、口が乾く

このように一見、かみ合わせとは無関係に思われる症状が出る場合があります。

もちろん、上記に挙げた症状全てが、かみ合わせだけで解決するとは限りません。

しかし、様々な治療を試したが、一向に改善されない場合、かみ合わせが原因の可能性があります。

かみ合わせが悪くなるのは主に以下が原因です。

• あごの未発達
• 親知らず
• ストレスによる歯ぎしり
• デスクワークで足を組む、座りっぱなし
• 同じ動作の繰り返しが多い
• 治療した歯や入れ歯が合わない
• 治療後のかみ合わせ調整不足…etc

子供のころのクセや、あごが小さないなど先天性のものが原因の場合もあります。

大人になってからかみ合わせが悪くなるのは、ストレスによる歯ぎしりや食いしばり、また座りっぱなしや、足を組むことで姿勢が悪くなることが影響しています。

また、歯の治療後のかみあわせの調整が原因となることもあります。

当院では、一本一本の歯の噛み合わせの面を、咬合紙（こうごうし）という赤色と青色の薄い紙を使って細かくチェックしていきます。

具体的に言うと、赤色や青色の紙を歯でカチカチ噛んだり、左右にギリギリと動かしていただきます。歯が高い部分など、かみ合わせが合っていない場所だけ色がつきます。

ミクロ単位で調整できる研磨機を使い、悪い当たりがないかを注意深く確認しながら、微調整していきます。

体調不良などにより、かみ合わせが気になりだしたら、下記のお電話もしくは来院時にお気軽にご相談ください。相談するタイミングが早ければ、それだけ歯も体も早く健康を取り戻すことができます。かみ合わせ調整により、ストレスや体の負担を解消してください。