秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年6月29日
虫歯がある場合でもホワイトニングは可能なのか疑問や不安を感じてはいませんか。ホワイトニングは昨今、審美性を求める方が増えてきたため身近な施術になってきています。
そこで本記事では、虫歯があってもホワイトニングはできるのか解説します。虫歯治療後にホワイトニングをするときの注意点についても解説しますので、ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングは、加齢や喫煙、飲食物によって黄ばんだ歯を白く漂白する方法です。黄ばんだ歯やくすんだ歯の色を薬剤の働きで分解して白くします。注意点として、ホワイトニングは審美歯科治療のひとつであるため保険が適用されません。
ホワイトニングは大きく歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングと自宅でおこなうホームホワイトニングの2つに分類されます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。
オフィスホワイトニングは、歯科医院でおこなうホワイトニングです。高濃度のホワイトニング薬剤を使用して歯を白くします。
歯科医師または歯科衛生士が施術をおこなうため安全性が高く、トラブルが生じた際も迅速に対応してもらえるので、安心して施術を受けられるでしょう。
また、オフィスホワイトニングは漂白効果が高く、短時間で効果が得られるという特徴があります。1回の施術で効果を実感できる場合もあるため、急いでいる方や特別なイベントを控えている方に適しているかもしれません。
ただし、オフィスホワイトニングは即効性がある反面、後戻りしやすいという特徴があります。ホワイトニング効果を持続させるためには、定期的に施術を受ける必要があるでしょう。
ホームホワイトニングは、自宅でホワイトニングをおこなう方法です。歯科医院で作成したマウスピースにホワイトニング剤を塗布して一定時間装着することで歯を漂白します。
ホームホワイトニングは、自分のペースで進められるため、歯科医院に長時間滞在できない忙しい方に適しているかもしれません。また、オフィスホワイトニングと比較して低コストであるケースが多いため、長期的に続けやすいでしょう。
ただし、ホームホワイトニングは即効性がなく、ホワイトニング効果を実感するまでに2〜4週間ほどかかります。
虫歯がある場合でもホワイトニングはできるのでしょうか。結論から述べると虫歯がある場合は、虫歯治療を優先する必要があります。
虫歯を放置したままホワイトニングをおこなうと、以下のリスクが伴います。
ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素などを主成分とした薬剤が使用されます。健康な歯に使用する場合は問題ありませんが、これらの薬剤が虫歯の部分に触れると痛みを感じるリスクが高くなるため注意が必要です。
特に神経に近い部分まで虫歯が進行している場合は、薬剤の刺激で強い痛みを引き起こす可能性があります。虫歯がある状態でホワイトニングをおこなうと痛みや違和感のほか、歯の神経にダメージを与える可能性があるため避けましょう。
ホワイトニングで理想の歯の白さにするためには個人差がありますが1〜3か月ほどかかるケースが多いです。虫歯がある状態で先にホワイトニングを進めると虫歯治療の開始時期が遅れ、虫歯がさらに進行する恐れがあるでしょう。
虫歯が進行すると、痛みが増すだけでなく神経の処置が必要になるなど、治療の難易度も上がってしまいます。神経の処置をおこなった歯はホワイトニング効果を得られにくいため、虫歯がある場合は早めに対処する必要があるのです。
また、虫歯が大きく進行しているケースでは、抜歯が必要になることも少なくありません。歯を守るためにも虫歯治療は早めにおこなうほうがよいでしょう。
虫歯の大きさによっては一度の治療では終わらない場合があります。治療途中の歯は次の治療までの期間、仮の詰め物をして歯に刺激が伝わらないように保護するのが一般的です。
しかし、ホワイトニングと虫歯治療を並行しておこなうとホワイトニング薬剤の影響で仮の詰め物が外れるリスクが高まります。治療の安全性を高めるためには、虫歯治療とホワイトニングは別々でおこなうほうがよいでしょう。
虫歯治療後にホワイトニングを行う際には、いくつかの注意点があります。以下に、虫歯治療後にホワイトニングをする際の注意点を解説します。
虫歯治療後、すぐにホワイトニングの施術を受けることは避けましょう。万が一、トラブルが生じた際、虫歯治療とホワイトニングのどちらが原因なのか判断することが難しくなり適切な対処ができなくなる可能性があります。
また、治療直後の歯や歯茎は敏感な状態なので、ホワイトニング薬剤の刺激により痛みなどの違和感を引き起こす可能性が高いです。虫歯治療から2週間ほどの期間を空けると安全に施術できるでしょう。
詰め物や被せ物などの人工物は、ホワイトニングできません。ホワイトニングの薬剤は、天然歯のエナメル質や象牙質に作用し、色素を分解して白く漂白していきます。
そのため、詰め物や被せ物などの人工物にホワイトニング薬剤は反応しないのです。ホワイトニングをしたことで、天然の歯と詰め物・被せ物の色の違いが目立つこともあるでしょう。
虫歯治療を先におこなう際には、ホワイトニングを検討している旨をあらかじめ伝えておくことが大切です。ホワイトニングを考える際には、詰め物や被せ物の色は変化しないことを理解しておきましょう。
神経がない歯は、ホワイトニング効果が得られにくいといわれています。歯は神経が失われると内部から変色し茶褐色や黒っぽい色味に変色します。
ホワイトニング薬剤は、歯の表面の着色を取り除き漂白していくため、歯の内部の変色に対しては十分な効果が得られにくいのです。神経のない歯をホワイトニングするには、ウォーキングブリーチと呼ばれる別の方法を検討する必要があります。
虫歯は、食事習慣や日頃のケアによって予防できる疾患です。ここでは、虫歯を予防するための具体的な方法をご紹介します。
虫歯の原因は歯に残るプラークです。虫歯を予防するためには、プラークを残さないようにしっかりブラッシングすることが基本になります。毎食後に歯を磨くことが理想ですが、少なくとも唾液の分泌が減少する就寝前の歯磨きはおこなうようにしましょう。
プラークや食べかすが一晩中口の中に残ると、虫歯菌が繁殖しやすくなります。また、歯ブラシだけでは口の中の6割程度の汚れしか落とすことができません。歯間ブラシやデンタルフロスを使用することで歯ブラシでは取り除くことができない歯と歯の間の汚れも除去できます。
食事内容も虫歯に影響を与えます。お菓子やジュースなど糖分の多い食品や飲料を控え、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、ダラダラ食べをしていたり、間食が多かったりすると歯の表面が糖にさらされる時間が長くなるため、虫歯リスクが高くなります。間食する場合は、時間を決めてメリハリをつけることも大切です。
セルフケアがしっかりできていると思っていても、磨き残しがあるケースは少なくありません。歯科医院の定期メンテナンスでは、虫歯の有無や磨き残しがないかの確認、歯の掃除をおこないます。
そのため、定期的にメンテナンスに通うことで、虫歯になりにくい口内環境を保つことができるでしょう。多くの歯科医院では3〜6か月に1回の頻度でメンテナンスに通うことを推奨しています。
ホワイトニングをする際に虫歯がある場合は、虫歯治療を優先して行います。ホワイトニングを先におこなうと、薬剤が虫歯部分を刺激して痛みを伴ったり、虫歯が進行したりする可能性があるためです。
ホワイトニング前に虫歯を治すことで、歯の健康を保ちつつ、ホワイトニング効果をしっかりと得ることができます。
ホワイトニングをスムーズにおこなうためには、日頃から虫歯や歯周病などの疾患を予防することも大切です。セルフケアをしっかりおこない、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて虫歯を予防しましょう。
ホワイトニングをご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。