秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年10月5日
歯科医院でブリッジでの治療を勧められたものの「歯のブリッジとはどのような治療法なの?」「ブリッジ治療はほかの治療法と何が違うの?」という疑問をおもちの方もいるでしょう。
歯を抜けたまま放置すると、口の中のバランスが崩れ、さらなる問題を引き起こす可能性があります。ブリッジ治療は、抜けた歯の機能を回復し、そのような問題を避けるための方法の一つですが、その特徴をしっかり理解したうえで選択することが大切です。
この記事では、歯のブリッジ治療のメリットやデメリット、寿命、長持ちさせるためのポイントについて詳しく解説します。ブリッジ治療を検討中の方は、治療方法選びの参考にしてください。
歯のブリッジとは、失った歯を補い、見た目や歯の機能を回復させる治療方法の一つです。失った歯の両隣の歯を削って土台にし、橋をかけるように連結した被せ物を装着します。
金属や歯科用レジンを使った保険適用のブリッジと、セラミックやジルコニアなどの高品質な素材を使用した自由診療のブリッジがあります。
歯を失った際の治療法には、ブリッジのほかに、インプラントと入れ歯があります。ここでは、それぞれの治療方法と比較したブリッジ治療のメリット・デメリットについて解説します。
ブリッジ治療のメリットは、以下のとおりです。
ブリッジ治療は、インプラント治療のような外科手術は必要ありません。インプラント治療は、歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋入する外科手術を行います。ブリッジ治療では外科手術を行わないため、手術に伴うリスクや体への負担がありません。
ブリッジ治療は、インプラントに比べて治療期間が短いことが多いです。インプラントの場合、外科手術後に顎の骨とインプラント体がしっかり結合するまで3~6ヶ月程度待つ必要があります。そのあとに被せ物を装着するため、治療期間が長くかかるのです。
一方、ブリッジの治療期間は通常2週間~1ヶ月程度で、その間に2~3回通院すれば人工歯の装着まで完了できることが多いです。
保険適用の部分入れ歯の場合、金属のバネを隣接する歯にひっかけて固定します。そのため、場所によっては目立つことがあり、審美性を損ないます。
一方でブリッジには入れ歯のような固定用の金具がありません。ブリッジは、周囲の歯と調和するように作られるため、自然な見た目を保つことができます。
さらに、天然の歯に近い色や質感を持つセラミックやジルコニアなどの審美性に優れた素材を選択することで、より天然の歯に近い見た目に仕上げることが可能です。
ブリッジは固定式なので、入れ歯のように口の中でズレることがありません。食事や会話においても、浮いたり外れたりしにくいため違和感が少なく、自然な感覚が得られます。
一方、ブリッジ治療には以下のようなデメリットがあります。
インプラントの場合は、顎の骨に人工歯根を埋め込み、それを支えにするためほかの歯に負担がかかりません。
一方でブリッジは、両隣の健康な歯を削り、土台にする必要があります。この処置によって、健康な歯がダメージを受ける可能性があり、将来的にその歯の寿命が短くなるリスクがあります。また、土台になる歯は、欠損歯の分まで噛む力を担うため負担が大きくかかります。
入れ歯は取り外すことが可能です。取り外して洗うことができるため、常に清潔な状態に保てます。
一方でブリッジは汚れが溜まりやすい形状をしていますが、入れ歯のように外して洗浄することができません。特に、人工歯と土台の歯の間や、人工歯と歯茎の間には汚れがたまりやすいため、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシなども併用して清掃する必要があります。
清掃が不十分だと、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。
ブリッジの寿命は、使用する素材や口の中の状態、噛み合わせ、ケアの状態などによって大きく異なりますが、7〜8年程度といわれています。適切なケアを行わないと、早期に寿命を迎えるケースもあるでしょう。
ブリッジの寿命を左右する具体的な要因には、以下のものが挙げられます。
ブリッジの素材には金属やセラミック、ジルコニアなど、様々なものがあります。セラミックやジルコニアは、汚れが付きにくく、劣化しにくい性質を持つことから、寿命が長い素材といわれています。
歯周病や虫歯がある場合、ブリッジの土台となる歯が影響を受けて寿命が短くなる可能性があります。
噛み合わせの状態もブリッジの寿命に影響します。噛み合わせが悪いと、ブリッジに大きな力がかかります。ブリッジに負担がかかり続けると、破損しやすくなったり、土台の歯へのダメージが大きくなったりして寿命に影響を与えることがあるのです。
セルフケアを怠ったり定期的に歯科検診を受けなかったりすると、歯周病や虫歯のリスクが高まり、ブリッジの寿命が短くなる可能性があります。
逆に、しっかりとケアをしていれば、長く使用できる可能性があるのです。
歯のブリッジ治療の費用は、治療する歯の本数や使用する素材、治療の難易度によって異なります。また、保険適用か自由診療かでも費用は異なります。
保険が適用されるブリッジの場合、安価に治療が受けられますが、審美性や耐久性は自由診療のものに比べると劣ることが多いです。
一方、自由診療のブリッジでは審美性の高いセラミックや耐久性に優れたジルコニアなど、より良い素材を使ったブリッジが作製できます。ここでは、歯のブリッジ治療にかかる費用について、保険適用と自由診療とに分けて解説します。
保険適用のブリッジの場合、患者様の負担割合によって費用に差が生じます。保険が適用されるブリッジには、白い被せ物である硬質レジン前装冠と金属製のブリッジがあります。
硬質レジン前装冠は白い素材でできているため、口をあけたときに目立ちやすい前歯に使用されることが多く、費用は1本あたり1~3万円程度(3割負担の場合)です。
金属製のブリッジは耐久性が高いのが特徴で、奥歯に使用されます。金属製のブリッジの費用は、1本あたり1万円(3割負担の場合)程度です。
自由診療のブリッジの費用は、使用する素材によって大きく異なります。また、価格は歯科医院ごとに設定されるため一律ではありません。
自由診療のブリッジには、すべてセラミックでできたオールセラミックや強度が高いジルコニアなどがあり、費用は1本あたり15万~50万円程度になるでしょう。
自由診療のブリッジは全額自己負担となるため費用は高額ですが、審美性や耐久性を求める方に選ばれています。
歯のブリッジの寿命を延ばし、長持ちさせるためには以下の点に注意しましょう。
ブリッジを長く使用するためには、毎日のセルフケアを徹底する必要があります。汚れが溜まりやすいブリッジ周辺はしっかり清掃しましょう。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを使用して、隙間に付着した食べかすやプラークを除去してください。
定期的に歯科検診を受けることも重要です。歯科検診ではブリッジの状態に問題はないか、虫歯や歯周病になっていないかなどを確認します。万が一、ブリッジに問題が起こっていても、定期的に歯科検診を受けていれば早期に発見して対処できます。
また、噛み合わせが悪いとブリッジに負担がかかり、寿命が短くなる原因となります。定期的に噛み合わせのチェックも受け、必要に応じて調整してもらいましょう。
歯ぎしりやグッと噛みしめる癖がある方は、意識して癖を改善するように努めましょう。就寝時は、ナイトガードという専用のマウスピースを使用することでブリッジへの負担を軽減できます。
この記事では、歯のブリッジとはどのような治療法か解説しました。
ブリッジ治療とは、失った歯を補うための治療法です。外科手術の必要がなく、自然な見た目になるなど多くのメリットがある一方で、両隣の歯への負担やメンテナンスの手間も考慮する必要があります。
特徴を理解したうえで歯科医師としっかり相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
ブリッジ治療を検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。
当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。