秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町 1-19 山中ビル3階
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2025年2月1日
子どもの歯の健康を守るために欠かせないのが、歯科検診です。乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、虫歯になると進行が早いため、早期発見・早期治療が非常に重要です。
「子どもの歯科検診はいつから始めるべき?」「どのくらいの頻度で受けるの?」といった疑問を持つ保護者の方も多いでしょう。
乳歯の健康状態は、将来の歯並びや噛み合わせに大きく影響を与えます。適切な時期に歯科検診を受けることが、口内を健康に保つために重要なのです。
本記事では、子どもの歯科検診の開始時期や適切な頻度、検診の流れや所要時間、さらには検診を受ける際の注意点について詳しく解説します。お子さまの歯の健康を守るために、ぜひ参考にしてください。
目次
子どもの歯科検診は、虫歯のチェックだけでなく、将来の歯の健康を守るために欠かせません。特に、乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄く虫歯になりやすいため、定期的な検診が重要です。
ここでは、子どもの歯科検診が重要な理由を解説します。
乳歯の虫歯は進行が速く、痛みを感じる頃にはすでに重症化していることが多いです。初期の虫歯は自覚症状がほとんどなく、見た目だけではわかりにくいこともあります。
歯科医師による診察を受ければ、初期の虫歯を見つけることができます。歯を削るなどの処置が必要なくなるケースも多いので、お子様の負担を減らせるでしょう。
特に、小さな子どもは自分で痛みを訴えるのが難しいため、保護者が気づかないうちに虫歯が進行してしまうことも少なくありません。
歯科検診では、正しい歯磨き方法の指導も行われます。子ども自身の歯磨きはもちろん、仕上げ磨きのポイントも教えてもらえるため、日々のケアの質を高められます。
また、歯ブラシの選び方や使い方についてもアドバイスを受けられるので、適切なケアを継続することが可能になります。
歯科検診では、子どもの歯並びや噛み合わせの状態も確認されます。歯並びの問題を早い段階で発見できれば、適切な時期に適切な処置を行えるでしょう。
歯科検診では、フッ素塗布を受けることができます。フッ素には、歯の表面を強化し虫歯になりにくくする効果があるため、定期的に塗布すれば虫歯のリスクを大幅に減らせます。特に、乳歯は虫歯になりやすいため、フッ素塗布は効果的な予防策の一つです。
小さいうちから歯科医院に通う習慣をつければ、歯医者に対する恐怖心を軽減できます。痛みが出てから初めて歯科医院を訪れると、治療への恐怖が強まり通院を嫌がるようになってしまうこともあります。
定期的に検診を受けることで「歯医者は怖いところではない」という意識を持つことができるでしょう。
子どもの歯科検診は、一般的に1歳頃から受けることが推奨されています。多くの自治体では、1歳半健診や3歳児健診の際に歯科検診が行われるため、これが最初の歯科検診のタイミングになることが多いです。
しかし、実際にはそれ以前から歯科医院での検診を受けることも可能です。1歳半健診や3歳児健診を待たずに、乳歯が生え始めたら歯科検診を受けると良いでしょう。
早めに歯科医院で診てもらうことで、虫歯予防のポイントを学び、適切なケアをスタートできます。特に、家族に虫歯の多い人がいる場合は、子どもも虫歯になりやすいため早めに歯科検診を受けるとよいでしょう。
子どもの歯科検診は、一般的に3ヶ月から6ヶ月に1回のペースで受けることが理想的とされています。子どもの歯は虫歯になりやすく進行も速いため、短い間隔で状態をチェックすることが重要だからです。
虫歯のリスクが高い子どもや、乳歯の生え方や生え替わりに問題が起こりそうな場合は、1〜2ヶ月に一度と指示されることもあるでしょう。お子様の状態を考慮して頻度を決めるので、歯科医師の指示に従って受診してください。
子どもの歯科検診には以下の項目があります。全体的な時間としては30分程度でしょう。
・問診
・口腔内診察
・クリーニング
・口腔ケア指導
・フッ化物塗布
これらに加え、必要に応じてレントゲン撮影やシーラントなどが行われます。
問診では、子どもと家族の基本的な情報に加え、歯磨きの状況や食事状況なども聞かれることがあります。特に、小児歯科の問診では、子どもの性格や子供が持つ歯科医院・治療への印象を聞かれることがあるのが特徴です。
また、母親の妊娠出産中の状況を聞かれることもあります。
口腔内を診てもらう時間です。虫歯の有無以外にも、歯の形や生え方、かみ合わせ、歯肉や舌の異常、顔の形や骨格なども確認します。
歯垢や歯石を除去する時間です。歯石はブラッシングで取り除くことができないため、歯科医院で取り除いてもらいます。
現在の口腔ケアではできていないことを教えてもらう時間です。ブラッシング指導のほか、間食の取り方や噛み方などの生活習慣についても教えてもらえます。
ブラッシング指導では、歯垢染色液を用いて歯垢を可視化します。磨けていない部分がどこにあるかを確認することで、日常の歯磨きでもその部分を意識できるようにします。
フッ素を含む薬剤を歯の表面に塗る虫歯予防法です。綿棒や歯ブラシを用いてフッ化物入りの溶液を歯に塗布します。残留するフッ化物が歯の再石灰化を促進し、虫歯のリスクを抑えます。
生えた直後の弱い歯を守るのに効果的とされており、フッ化物洗口などと異なりうがいをできない年齢でも行うことができます。
子どもの歯科検診をスムーズに進めるためには、事前の準備や当日の対応が重要です。特に、小さな子どもは歯医者に対して不安や怖さを感じることがあるため、適切な対応で安心して検診を受けられるようにしましょう。
ここでは、子どもが歯科検診を受ける際の注意点を詳しく解説します。
歯科検診の前に、歯医者に対してポジティブなイメージを持たせることが大切です。歯医者を怖がる子どもが痛いことをされる場所という印象を持たないように、歯をピカピカにしてもらう場所、歯を健康にするところと伝えるとよいでしょう。
また、歯科医院のホームページや絵本を見せることで、歯医者の雰囲気を事前に知ってもらうのも効果的です。
子どもの機嫌がよい時間帯に予約を入れることも大切です。特に、乳幼児の場合は昼寝の前後や食事の直後など、眠くなったり空腹で機嫌が悪くなったりする時間を避けましょう。
機嫌がよいときのほうがスムーズに診察を受けられるため、できるだけリラックスできる時間を選んでください。
歯科検診の際には、保険証や母子手帳のほか、以下のものを準備しておくと安心です。
・お気に入りのおもちゃや絵本
・ハンドタオルやティッシュ
・飲み物
特に、初めての歯科検診の場合は、慣れ親しんだものを持って行けば子どもの不安を和らげることができます。
歯科検診では、子どもが泣いたり嫌がったりすることもあります。
しかし、無理に押さえつけて診察を受けさせると、歯医者に対する恐怖心が強まります。次回以降の受診を嫌がるようになってしまうかもしれません。
子どもが泣いてしまった場合でも、歯科医師や歯科衛生士がうまく対応してくれることがほとんどです。無理に押さえつけたり、じっとするように叱ったりせず、安心できるよう声をかけながら見守ることが大切です。
歯科検診を終えた後は、子どもをしっかり褒めてあげましょう。「頑張ったね」「お口がピカピカになったね」などと声をかけることで、子どもは自信を持ち次回の検診にも前向きな気持ちで臨めるようになります。
また、検診後にちょっとしたご褒美を用意するのも効果的です。好きな絵本を読んであげたり、公園で遊ぶ時間を作ったりすることで「歯医者に行くと良いことがある」と思えるようになります。
子どもの歯科検診は、歯が生えた時から行ってもよいと考えられます。1歳6か月児健康診査および3歳児健康診査もありますが、変化しやすい子どもの口内を確認するために定期的に受診しましょう。
歯科検診では口腔内の検査のみならず、クリーニングや口腔ケア指導、フッ化物歯面塗布もしてもらうことができます。虫歯になりにくい歯と習慣を手に入れることができるでしょう。
子どもの歯科検診をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。
当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。