秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年6月4日
セラミックを検討していると「セラミックの寿命はどのくらいなのか」「長持ちさせる方法はあるのか」などの疑問がでてくることが多いと思います。セラミックを長持ちさせるためには、自宅で行うセルフケアに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
今回は、セラミック治療後のメンテナンスについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
まず始めに、セラミックの特徴を解説します。セラミック歯の特徴は、以下のとおりです。
セラミックの最大の特徴は「審美性に優れている」ことです。
天然の歯と見分けがつかないほど、歯の表面の光沢や透明感を忠実に再現できます。また、色の幅も広いため、患者さまに合った歯を作り出すことができます。
セラミックは、表面がツルツルしており汚れがつきにくくなっています。
汚れによる変色がしにくく、時間が経ってもきれいな状態を維持しやすいです。歯の表面に汚れがつきにくいため、虫歯や歯周病のリスクも減らすことができます。
セラミックは、強い衝撃で割れてしまうことがあります。そのため、できるだけ衝撃がかからないようにする必要があります。
セラミックの寿命は、セルフケアの方法やメンテナンスの頻度などによって大きく異なりますが、一般的に10~20年程度で寿命がくることが多いです。
しかし、適切なケアによって、セラミックを交換することなく生涯にわたって使用している方もおり、セラミックの寿命は個人差が大きいといえるでしょう。
では、セラミックの寿命を短くする原因には、どのようなことがあげられるのでしょうか。寿命を短くする原因と予防策を説明します。
歯ぎしりや食いしばり癖があると、いくら丈夫なセラミックであっても、削れる原因や割れる原因となります。特に、寝ている間の歯ぎしりは、1本の歯に対し100㎏以上の力が加わります。そのため、歯ぎしりや食いしばり癖は、セラミック破損の原因となるのです。
以下、歯ぎしりや食いしばり癖がある方に予防策をお伝えします。
寝ている間の歯ぎしりなど、無意識のうちに行う歯ぎしりは、歯や顎に大きな負担がかかります。そのため、睡眠時に「ナイトガード」とよばれるマウスピースを装着することで、負担を軽減することができます。
歯や顎への負担軽減だけでなく、歯ぎしりや食いしばり癖も改善できるため、根本治療にもつなげることができるでしょう。
口回りの筋肉や首回りの筋肉をマッサージによってほぐす方法です。
こぶしを頬にあてて「痛いけど気持ちいい」程度の力でくるくるとマッサージし、筋肉の強張りを予防して歯ぎしりや食いしばり癖の改善につなげます。
ボトックス注射で「咬筋」という噛むときに使う筋肉を緩め、歯ぎしりや食いしばりを改善させる方法です。
ストレスが原因で歯ぎしりや食いしばり癖を引き起こすことが多くあります。そのため、日常的にストレス解消に努めることが大切です。
セラミックは、セラミックそのものが虫歯になることはありません。
しかし、セルフケアを怠ると、セラミックの中の歯が虫歯になる場合や歯周病になる場合があります。虫歯や歯周病は、セラミックを削る必要性や抜歯の必要性がでてくるなど、セラミックの寿命を短くする原因となるのです。
以下、虫歯や歯周病の予防策について解説します。
食後に歯磨きすることで、食べカスや糖分が付着するのを防ぎます。それに加えて、起床時や睡眠前も歯磨きすることで、口腔内をより清潔に保つことができます。
睡眠時は唾液の分泌が低下するため、起きているときに比べて汚染されやすい状態です。そのため、睡眠前と起床時に口腔内をリセットすることが大切です。
定期的にメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病になりそうなところを早期発見できます。また、仮に虫歯ができても、早期発見することでセラミックへの影響を最小限にできるでしょう。
加齢や生活習慣により、噛み合わせが変化することがあります。噛み合わせが合わないままにしておくと、セラミックが削れるリスクや割れるリスクがあります。
噛み合わせがずれないよう予防することは難しいため、定期的にメンテナンスを受け、歯科医師や歯科衛生士に確認してもらいましょう。
正しい歯ブラシを選択していないと、セラミックを劣化させる原因となります。
以下、正しい歯ブラシについて解説します。
セラミックをブラッシングする際は「やわらかめ」か「ふつう」の歯ブラシを選択しましょう。
セラミックの表面はツルツルしており、汚れが付きにくい素材です。そのため、やわらかめからふつうの歯ブラシで優しくブラッシングするだけで汚れを落とすことができます。かための歯ブラシでブラッシングすると、セラミックが劣化する原因となるのでご注意ください。
セラミック治療後のメンテナンスでは、セルフケアでは取りのぞくことができない汚れや歯垢の除去、虫歯や歯周病のチェック、ブラッシング指導などを行います。また、噛み合わせに問題がないか確認します。
セラミックをできるだけ長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが大切です。
セラミック治療後は、2~3か月に一度、メンテナンスを受けることが理想的です。
しかし、頻度は、患者さまの口腔内の状態によって変える必要があります。歯並びの状態などで、口腔内に汚れが溜まりやすい方は、1~2か月に一度メンテナンスを受けたほうが安心です。また、セルフケアのみで口腔内をきれいな状態に保てている方は、半年に一度のメンテナンスでよいときもあります。
歯科医師や歯科衛生士にご相談いただき、メンテナンスの頻度を決めましょう。
次に、メンテナンスの流れについて解説します。
まず初めは、口腔内の診察です。虫歯や歯周病がないか、セルフケアが行き届いているか、噛み合わせが変わったところはないかなどを確認します。
また、問診を行い、セルフケアの方法や日常生活での困りごとなどをヒアリングします。
セラミックを長持ちさせるためには、ご自宅での正しいセルフケアの方法を習得する必要があります。
歯科医師や歯科衛生士から、正しいブラッシングの方法や歯磨き、日常生活で注意することなどについて指導を受けましょう。困っていることや疑問に思ったことはしっかり確認し、アドバイスを受けてください。
最後に、歯のクリーニングを行います。
歯のクリーニングでは、クリーニング専用の機器を用いて、ご自宅でのセルフケアだけで落とすことのできない汚れや歯垢をしっかり取りのぞきます。
セラミックについて、特徴から寿命、治療後のメンテナンスについて解説しました。
セラミック治療は決して安価ではないため、少しでも長持ちさせたいと思う方がほとんどだと思います。ご自宅での正しいセルフケアに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けることが大切です。せっかく手に入れたきれいな歯を長持ちさせられるよう、正しいケアを心がけましょう。
セラミックをご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。