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歯がボロボロだけどセラミックで治療できる?治療の流れも解説!

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2024年5月4日

ボロボロの歯の模型

「虫歯や歯周病などで歯がボロボロになった」「ボロボロの状態からどのくらい美しい常態まで戻せるの?」と歯科医院に相談する患者さまもいます。歯科医院が苦手な患者さまもいるので、なかなか治療に行けずに歯がボロボロになることもあるでしょう。

今回は、歯がボロボロになる原因や、歯がボロボロになるとどのような影響があるのかを解説します。ボロボロになった歯をセラミックで治療できるのかも説明するので、ぜひ参考にしてください。

歯がボロボロになる原因

虫歯が原因で歯がボロボロになる

歯がボロボロになる原因は、以下のとおりです。

複数の歯が重度の虫歯であるため

歯がボロボロになる大きな原因として、虫歯があげられます。口腔内にはさまざまな細菌が住んでいますが、その中で虫歯の主な原因になるのはミュータンス菌と呼ばれる細菌です。

ミュータンス菌はプラークとなって歯の表面に付着し、食べ物に含まれている糖質から酸を作り出します。その酸によって歯の表面が溶かされていき、穴があく状態が虫歯です。

虫歯に侵された歯は茶色に変色し、穴があくので見た目もボロボロになります。虫歯は1本の歯をボロボロにするだけではとどまらず、次々と別の歯にも感染していきます。

定期的に検診を受け、初期の虫歯の段階で治療することが大切です。

重度の歯周病に侵されているため

日本人が歯を失う最も大きな原因は、歯周病です。特に40代以上のリスクが大きく、40代以上の歯を失う原因の50%以上が歯周病であるといわれています。

歯周病は、気づいた時には重症化しているというケースが非常に多いです。初期症状がほとんどなく、気づきにくいためです。歯磨きをした際に出血がある程度で、痛みがないので放置されることも少なくありません。

歯周病が進行すると、歯茎から膿が出てひどい口臭に悩まされることもあるでしょう。最終的には顎の骨が溶かされるため、歯がグラグラし抜け落ちることもあります。

強い歯ぎしりや食いしばりがあるため

歯を失う原因の一つに、強い歯ぎしりや食いしばりもあげられます。気づかないうちに歯が削れてしまい、虫歯ではないのに歯が痛くなったり、歯周病ではないのに歯がグラグラしたりすることもあります。

ストレスや不安が原因で食いしばりや歯ぎしりをする方が多いです。寝ている時は防ぎようがないので、ナイトガードで歯を保護するとよいでしょう。

外傷を負ったため

事故やスポーツなどで口元に大きな衝撃を受けることで、歯が傷つくこともあります。大きく損傷すると、歯がボロボロになることもあるでしょう。

栄養が不足している

歯には神経や血管があり、栄養が必要です。歯に必要なのは、カルシウム、リン、ビタミンDなどの栄養素です。歯に必要な栄養が不足すると、歯がもろくなるでしょう。

歯がボロボロだとどのような影響がある?

歯がボロボロのせいで発音がしにくい女性

歯がボロボロになることは、誰にとってもよいことではありません。具体的には、以下のような生活に大きく関わる悪影響があります。

食事がしにくくなる

歯がボロボロになると、しっかり噛むことができません。食事の楽しさが失われるだけでなく、適切に食物を噛み砕けないので胃腸にも負担がかかるでしょう。

身体全体の健康に悪影響が及びます。

発音しにくくなる

歯がボロボロになったり抜けたりしている場合は、発音がしにくくなるケースもあります。歯がない部分から空気が漏れることで、発音に影響を及ぼすのです。

コミュニケーションがとりにくくなり、仕事や学業にも支障をきたすかもしれません。

人前で口を開けにくくなる

ボロボロの歯を他人に見られたくない人は多いでしょう。できる限り人前で歯を見せないようにと、口を開けなくなる方もいます。あまり笑わない人、無愛想な人という印象を他人に与えるかもしれません。

集中力が低下する・睡眠不足になる

歯がボロボロになるほど症状が進行している場合、痛みや不快感が生じていることが多いです。仕事や学業に集中できない、痛みで眠れないなど、生活の質が低下します。

ボロボロになった歯はセラミックで治療できる?

ボロボロの歯のセラミック治療

ボロボロになった歯の治療は、セラミックで治療できます。失った歯の一部を補う方法として、詰め物や被せ物があります。銀歯やプラスチックの白い歯は保険診療で治療できるため安価です。

しかし、歯がボロボロになるほど過酷な環境の口腔内では、再び虫歯や歯周病になるリスクが高いでしょう。銀歯やプラスチックは劣化しやすいため、隙間ができたり表面がざらざらしたり、汚れが付着しやすくなります。

セラミックは、保険診療の素材と比較すると二次カリエス(二次虫歯)のリスクが低く、耐久性が高いです。また、セラミックは艶や透明感があり、天然の歯のように自然に仕上がります。

保健診療の銀歯やプラスチックと比較すると費用はかかりますが、これ以上口腔機能を損なわないために、よりトラブルを予防しやすいセラミックを選択する方は多いです。

ボロボロになった歯をセラミックで治療する流れ

セラミック治療の流れ

セラミック治療の流れは、以下のとおりです。

カウンセリング・検査・診断

患者さまのお口の状況を確認し、悩みについて伺います。次に、お口全体の状況を把握するために、レントゲンや歯科用CTなどの検査を行います。

患者さまが治療を望まれる箇所以外にも、治療が必要な箇所があればお伝えします。どの歯をどのように治療するのかを説明し、使用するセラミックの素材選び、色調の確認を行います。

大まかな治療期間や費用の説明もあるでしょう。

部を削って形を整える

虫歯に侵されている患部を削ります。セラミックは、銀歯と比較すると詰めたり被せたりする際に厚みが必要です。厚みがないと、耐久性に問題が生じるからです。

セラミックの耐久性を確保できるように、歯の形を整えます。

型取りを行いセラミックの詰め物・被せ物を製作する

セラミックの詰め物や被せ物を製作するために、型取りを行います。セラミックと保険診療の素材では、型取りの方法が異なります。

保険診療の場合は既製品のトレーを使うため、精密に型取りできないことがあります。

しかし、セラミック治療では患者さまの歯にぴったりあう個人トレーを使用します。噛みやすく二次カリエスも予防しやすい人工歯が完成するでしょう。

セラミックを装着する

セラミックの詰め物・被せ物は、セラミック治療を専門とする歯科技工所で製作されることが多いです。時には、歯科技工士が患者さまのお口を直接確認して精密に仕上げます。

接着剤についても、保険診療では使用できない劣化しにくいものを使います。詰め物や被せ物を固定できたら、噛み合わせに問題がないか確認します。

定期メンテナンスを受ける

セラミックを長く使い続けるために、定期メンテナンスを受けることが大切です。噛み合わせや歯ぎしりや食いしばりの状況など、不具合がないかを確認します。お口のクリーニングを行い、虫歯や歯周病を防ぎます。

毎日の歯磨きも、セラミックを長持ちさせるためには欠かせません。歯科医院ではブラッシング指導も行っています。自分の歯磨きの仕方に自信がない場合は、ブラッシング指導を受けましょう。

まとめ

ボロボロの歯がセラミック治療で綺麗になった人

歯がボロボロになる原因には、虫歯や歯周病、食いしばり歯ぎしり、外傷、栄養不足などが挙げられます。いずれにしても、長期間悪い状況を放置すると大きな治療が必要になるでしょう。

特に、歯周病の場合は初期段階では自覚症状がほとんどないですが、早めに対処することが重要です。早めに対処できれば、歯がボロボロになるということは避けられます。

大きく歯を失ってボロボロになった場合でも、セラミック治療が可能です。保険診療の詰め物や被せ物では耐久性に問題があり、再び虫歯や歯周病になりやすいでしょう。

セラミックは健康な天然歯のように美しく仕上がるので、口内環境を維持するモチベーションも保てるかもしれません。

セラミック治療ご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

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