秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年2月3日
「セラミック歯の寿命がきたらどうなるの?」「セラミック歯の寿命をできるだけ延ばす方法とは?」など、セラミック歯の寿命がきたときのことを心配している方もいるでしょう。
今回は、セラミック歯が寿命を迎えたときのサインや、寿命に影響を与える要因について解説します。セラミック歯の寿命を延ばすポイントも伝えますので、ぜひご覧ください。
セラミック歯は保険診療で使われている銀歯やプラスチックの歯と比べると寿命が長いです。
しかし、永久に使い続けられるというわけではありません。セラミック歯の寿命は、10~20年とされています。
ただし、使われているセラミック素材の違いで寿命は異なります。一概に何年間は使えるとはいえません。
保険診療の銀歯は5年ほどで寿命を迎えるため、銀歯よりは長持ちするでしょう。
セラミック歯の寿命に影響を与える要因は、以下のとおりです。
どんなに良い素材を使用してセラミック歯を作っても、患者さまの歯とぴったり合っていなければ寿命が短くなります。適合性の良さは、セラミック歯を作製する歯科技工士と、型取りや装着をおこなう歯科医師の技術力に左右されます。
信用のできる歯科医師のもとで、セラミック歯の治療をしてもらいましょう。
セラミック歯は、強い力が加わると破損することがあります。歯ぎしりや食いしばりのクセがあると、セラミック歯が割れたりヒビが入ったりする可能性があるのです。
日中は歯ぎしりや食いしばりをしないように心がけられても、眠っているときに止めるのはなかなか難しいでしょう。歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、セラミックの寿命が短くなりやすいです。
噛み合わせが悪いと、一箇所に集中して噛む力が加わる可能性が高いです。セラミック歯の寿命が短くなる要因となるでしょう。
また、噛み合わせが悪いと、セラミック歯が欠けやすいだけではなく頭痛や肩こりなど、口内以外にも悪影響がでやすいです。歯列矯正などで噛み合わせの調整をおこなうと良いでしょう。
セラミック歯は衝撃に弱いため、野球やソフトボール、ボクシングといった顔に衝撃を受けやすいスポーツが好きな患者さまは、セラミック歯の寿命が短くなる可能性が高いです。ボールが口元にあたるなど、わかりやすい衝撃だけではなく、スポーツをしていると無意識に歯を食いしばっていることがあるので注意しましょう。
セラミック歯に限らず、詰め物や被せ物をした後は、ブラッシングやデンタルフロスなど日々のセルフケアを怠ってはいけません。2次う蝕になりやすく、寿命が短くなるためです。
口内の汚れが残ったままだと、セラミック歯のある部分だけではなく、他の部分も虫歯や歯周病になるリスクが高まります。セルフケアは手を抜かないようにしてください。
キレイなセラミック歯を入れて満足すると、不具合がなければ定期検診にいかなくても大丈夫と考える患者さまもいるようです。
しかし、定期的な通院を怠ってはいけません。患者さまご自身では気づかなかった小さな虫歯がみつかる可能性もあるので、数ヶ月に一度は歯科医院を受診しましょう。
セラミック歯が寿命を迎えたときのサインは、以下のとおりです。
セラミック歯が寿命を迎えたときのわかりやすいサインは、割れたときと欠けたときです。そのままの状態で放置していると、虫歯になりやすいだけではなく食事がしにくくなります。
患者さまご自身では気づきにくいですが、セラミック歯にヒビが入っている状態も寿命を迎えたサインといえます。割れる一歩手前なので、使い続けるといずれ割れてしまうでしょう。
ミラーでセラミック歯を観察してみて、異変を感じたら早めに歯科医院へ相談してください。
土台の歯と合わなくなり、スキマができたセラミックも寿命を迎えたと言えるでしょう。汚れが溜まりやすくなって虫歯や歯周病の原因になることもあるため、放置せずに受診してください。
セラミック歯は、保険診療の銀歯やプラスチックの歯よりも適合性が良いです。そのため、虫歯が再発しにくいとされています。
しかし、口内や歯の状態によってセラミック歯の下で虫歯が再発することもあります。虫歯が再発したら、セラミック歯を外さざるを得ないでしょう。
セラミック歯の寿命がきたら、新しいセラミック歯に交換しなければなりません。
古いセラミック歯を外して歯の状態を確認し、必要に応じて治療やクリーニングを行います。再度型取りをして、セラミックを作り直して再度装着します。
セラミック歯の治療は自費診療なので、数年間は無償で作り直せる保証をつけている歯科医院もあります。セラミック歯は高額なので、歯ぎしりや食いしばりがあって寿命が短くなるのが心配な患者さまは、保証のある歯科医院で治療を受けると良いでしょう。
セラミック歯の寿命を延ばすためには、いくつかのポイントがあります。詳しく確認しましょう。
セラミック歯の寿命を延ばすためには、毎日の丁寧な口腔ケアが大切です。ブラッシングだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯のスキマの汚れもしっかり落としましょう。
正しいブラッシングの仕方は、歯科医院で教えてもらえます。歯並びが悪くて重なり合っているところは、通常の歯ブラシでは十分に磨けないでしょう。タフトブラシを使って磨くと、しっかり汚れを落とせます。
セラミック歯が割れないように、歯ぎしりや食いしばりには注意が必要です。日中は意識して歯ぎしりや食いしばりをしないようにしましょう。
寝ているときは、自分の意思で止めるのは難しいです。そんなときは、ナイトガードを使用すると良いでしょう。
ナイトガードは、セラミック歯への衝撃を和らげてくれます。歯科医院で作成してもらえることが多いので、気になる方は相談しましょう。
セラミック歯は、強い衝撃を受けると割れることがあります。衝撃を受けても割れないように、スポーツをするときはマウスガードを使用しましょう。
スポーツマウスガードは保険診療外のため、歯科医院によって費用が異なります。詳しくは歯科医院で相談しましょう。
セラミック歯は、歯の削り方、歯型の取り方など、銀歯の治療とはさまざまな違いがあります。そこで重要なのが、セラミック歯の経験が豊富で深い知識のある歯科医師の治療を受けることです。
また、セラミック歯治療に力を入れている歯科医院では、作製を担当する歯科技工士もセラミック歯の経験が豊富なケースが多いです。色味や透明感も、より美しく仕上げてくれるでしょう。適合性がよく、寿命の長いセラミック歯を期待できます。
セラミック歯は、保険診療の銀歯よりも長持ちします。
しかし、寿命がないわけではありません。できるだけ長持ちさせるには、丁寧なセルフケアを心がけましょう。セラミック歯が割れないように、マウスガードを装着することも重要です。
通常10年ほど使用できるセラミック歯ですが、歯や口内の環境など様々な要因によって前後します。どれだけ丁寧に扱っていても、セラミック歯の寿命がきたら新しいセラミック歯に交換する必要があるでしょう。
セラミック歯は自費診療で高額なので、可能な限り長く使いたいと思う方が多いです。セルフケアだけではなく、定期的な通院で口内をチェックしてもらいましょう。
セラミック歯をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。