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審美歯科の治療費はどれくらい?高額な理由と医療費控除について解説

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2023年4月5日

カフェでテーブルに肘をついて歯を見せながら笑っている女性

昨今、芸能人のように「白く美しい歯」「整った歯並び」への関心が高まり、審美歯科に興味をもつ方が増加しています。

しかし、審美歯科と聞くと、高額なイメージで敷居が高く、治療に踏み切れないと感じている方も多いでしょう。

今回は、審美歯科で行われる治療の種類や費用相場、医療費控除の適用可否など、審美歯科の治療費について解説します。審美歯科に興味をおもちの方は、ぜひ参考にしてください。

審美歯科とは

白を基調とした大きな窓から光が差し込む歯科治療室

審美歯科は、歯や口元の美しさにフォーカスした治療法です。歯科治療は、虫歯や歯周病、歯並びの乱れなどで機能面が失われている場合に、機能回復を目的として行います。

しかし、通常の歯科治療では、機能面は回復しても、見た目が不自然であったり審美性が欠けてしまったりするリスクがあります。実際に、歯科治療を行ったことで口元にコンプレックスを抱えてしまうケースも少なくありません。

審美歯科は、歯科治療の際に機能面の回復はもちろん、より自然で美しくなるよう審美性も尊重した治療を行います。機能面と審美性の両立を叶える治療法といえるでしょう。

また、審美歯科では「口元にコンプレックスがあり自信がもてない」など、見た目の悩みに対して歯科治療でアプローチします。例えば「黄ばんだ歯を白くする」「歯の形や大きさを整えて美しい口元にする」といった審美性を改善する治療を受けることが可能です。

審美歯科での治療の種類

シェードガイドと歯を照合させている笑顔の女性

審美歯科では、どのような治療が行われているのでしょうか。歯や口元のコンプレックを解消したいけれど、どのような治療法があるのか知らない方は少なくありません。

以下に、審美歯科で行われる治療の種類を紹介していきます。

セラミック治療

セラミック治療は、虫歯で歯を治療した際や歯並びを改善する際に使用する被せ物の材料に、セラミックを使用する治療法です。昨今では、さまざまなセラミックが開発されており、症例ごとに適切なセラミックを選択可能です。

セラミック治療は、大きく5つの方法に分けられます。

オールセラミック

オールセラミックは、被せ物の材料に陶材を使用します。セラミック治療のなかでも、もっとも天然歯に近く審美性が高い治療法です。

<オールセラミックのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・天然歯に見劣りしない高い審美性がある
・経年劣化が少ない
・表面に汚れが付きにくい
・金属アレルギーの心配がない
・欠けたり割れたりしやすい
・費用が高額

e-max

e-maxは、被せ物の材料にガラスセラミックスを使用します。透明感に優れており、前歯に使用されるケースが多いです。オールセラミックより強度があり、強度は天然歯と同等といわれています。

<e-maxのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・オールセラミックと比較して強度がある
・審美性が高い
・経年劣化しにくい
・金属アレルギーの心配がない
・欠けたり割れたりする可能性がある
・費用が高額である

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、被せ物の材料に陶材と人工ダイヤモンドと呼ばれるジルコニアを使用します。陶材の高い審美性とジルコニアの強度を併せ持つので、奥歯など強い力がかかる部分に適応されます。

<ジルコニア治療のメリット・デメリット>

メリット デメリット
・強度が高い
・経年劣化しにくい
・金属アレルギーの心配がない
・費用が高額である
・審美性はオールセラミックに劣る

ハイブリッドセラミック

ハイブリットセラミックは、被せ物の材料にセラミックと歯科用のプラスチック(レジン)を使います。プラスチックを使用しているため、ほかのセラミック治療と比較して審美性や耐久性は劣りますが、天然歯に近い色味を再現できます。

<ハイブリッドセラミックのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・保険適用のレジンと比較して強度がある
・保険適用のレジンと比較して審美性が高い
・保険適用になれば安価に治療できる
・金属アレルギーの心配がない
・ほかのセラミック治療と比較して強度が劣る
・経年劣化しやすい

メタルボンド

メタルボンドは、金属の被せ物の周りにセラミックを焼き付けて作成する被せ物です。内側に金属を使用しているのでオールセラミックと比較して強度があります。

ただし、金属を使用しているので透明度が低く、審美性はやや劣ります。

<メタルボンドのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・金属を使用しているので強度がある
・汚れが付きにくい
・変色しにくい
・オールセラミックと比較して透明度が低い
・金属アレルギーの方は治療適応外である
・ブラックマージンのリスクがある

インプラント治療

インプラント治療は、失った歯を補う治療法の一つです。歯を失った部分のあごの骨に、人工のネジを埋め込んで被せ物を被せます。審美性が高く、機能面でも自分の歯と変わらない噛み心地を得ることが可能です。

インプラント治療は昨今、選択する方が増加傾向で、注目されている治療法の一つといえます。

<インプラント治療のメリット・デメリット>

メリット デメリット
・審美性が高い
・隣接の歯を削る必要がない
・入れ歯・ブリッジと比較して寿命が長い
・天然歯と同等の噛み心地が得られる
・外科的手術が必要である
・保険適用外なので費用が高額である
・治療期間が長い
・治療適応外になる場合がある
・定期メンテナンスが必要不可欠である

ホワイトニング

ホワイトニングは、生まれつきや加齢などが原因で起こる歯のくすみや黄ばみを、薬剤の作用で白くする治療です。歯科で行うホワイトニングは薬剤の濃度が高く、歯科医師・歯科衛生士の資格をもっていないと扱うことができません。

ホワイトニングは大きく3つの種類に分類されます。

・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング 

以下で、解説していきます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師・歯科衛生士が施術するホワイトニング法です。自身で行う必要がないので、エステに来たような感覚で施術が受けられます。

<オフィスホワイトニングのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・1回の施術で効果を実感できる
・自己管理の必要がない
・トラブルがあった際にすぐに対応してもらえる
・後戻りが早い
・知覚過敏の症状が出やすい

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作成して、ご自身でマウスピースに薬剤塗布して歯を白くする治療法です。
 
<ホームホワイトニングのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・通院頻度が少ない
・ホワイトニングの持続期間が長い
・オフィスホワイトニングと比較して安価である
・自己管理が必要である
・効果を実感するまでに時間がかかる

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に進行するホワイトニング法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのメリットを得ることができます。

<デュアルホワイトニングのメリット・デメリット>

メリット デメリット
・ホワイトニング効果を感じやすい
・後戻りしにくい
・費用が高額である

審美歯科の治療費はいくらくらい?

コスト比較|「COST」と書かれた積み木ブロック

審美歯科の治療を検討している場合、費用も気になるところだと思います。

以下の表は、審美歯科の治療別でみる費用相場をまとめたものです。

<治療別でみる審美歯科治療の費用相場>

治療法 費用相場
オールセラミック 80,000〜180,000円
e-max 40,000〜100,000円
ジルコニアセラミック 130,000〜180,000円
ハイブリッドセラミック 40,000〜80,000円
メタルボンド 80,000〜150,000円
インプラント 300,000〜400,000円
ホワイトニング オフィスホワイトニング 10,000〜70,000円
ホームホワイトニング 25,000〜50,000円
デュアルホワイトニング 50,000〜80,000円

費用は一般的な歯科治療に比べて、高額になる傾向があるといえるでしょう。

審美歯科の治療費が高額な理由

左右の腕を曲げて横に広げている笑顔の女性

審美歯科の治療費は、一般的な歯科治療と比較して高額になります。

審美歯科は、保険適用外の自由診療が一般的です。健康保険は病気やケガをした際に、日常生活に支障が出ないよう必要最低限の機能を回復させるために行う治療に適用されます。そのため、見た目の美しさを高める審美歯科の治療は保険適用外になってしまうのです。

また、審美歯科で使われる材料は、保険適用で使用される材料と比較して、高品質・高機能なものを使用し歯科医師の技術力も必要なため、治療費が高額になる傾向があるといえるでしょう。

自由診療は、歯科医院によって価格が異なるので、トラブルを回避するためにも、治療開始前に必ず確認するようにしましょう。

審美歯科の治療費は医療費控除の対象になるのか?

机でパソコンを使っている女性の横顔

審美歯科の治療が医療費控除の対象になるかどうかは、症例によって異なります。「インプラント治療」や「セラミック治療」など、噛み合わせの機能を回復・改善させる治療は医療費控除の対象です。

ただし、医療費控除は自身で申告する必要があります。治療費を少しでも抑えたい方は、忘れず申告するようにしましょう。

一方、医療費控除の対象外になるのは「ホワイトニング」などの審美目的の治療です。ホワイトニングを検討している方は、全額自己負担になるので注意しましょう。

まとめ

黄色いTシャツを着た笑顔の横顔の女性

審美歯科は、機能面の回復と同時に審美性を尊重した治療法です。症例によっては歯や口元のコンプレックスを解消するために治療する場合もあるでしょう。

審美歯科の治療は、保険適用外の自由診療が一般的です。また、保険治療と比較して、高品質な材料を使用している点や歯科医師の技術力が必要なため、費用は高額です。審美歯科は自由診療なので、歯科医院によって価格設定が異なる点に注意しなければいけません。複数の歯科医院でカウンセリングを受けて、ご自身が納得できる治療方針や費用の歯科医院を選択するといいでしょう。

また、審美歯科での治療は、症例によって医療費控除の対象です。対象になる場合は、申告すれば費用を抑えることができます。ご自身の治療が医療費控除の対象となるのか気になる方は、歯科医師に確認するようにしましょう。

審美歯科は、機能面の回復と口元のコンプレックスを解消して、美しい歯や口元を手に入れることができます。気になる方は、審美歯科を受診して、歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

審美歯科をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

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