秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町 1-19 山中ビル3階
JR線「秋葉原駅」昭和通り口前/地下鉄日比谷線「秋葉原駅」前
つくばエクスプレス線「秋葉原駅」前/営団地下鉄新宿線「岩本町駅」徒歩3分
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
14:30~21:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日:土曜・日曜・祝日
2025年4月26日
子どもが何度も虫歯になるのには理由があるのか・虫歯になりやすい子となりにくい子には違いがあるのか気になってはいませんか。
虫歯になりやすい子どもには、特徴がいくつかあります。虫歯は、生活習慣や食事の内容・歯の質などが影響しているため、きちんと対策をしないと繰り返し虫歯になるケースも少なくありません。
そこで本記事では、虫歯になりやすい子どもの特徴や虫歯を防ぐ具体的な方法をご紹介します。子どもの歯の健康を守るために、日頃からできる予防法を確認しましょう。
目次
子どもによって虫歯のなりやすさは異なります。
しかし、虫歯になりやすい子どもには、いくつかの共通する特徴があることをご存じでしょうか。虫歯になりやすい子どもの傾向を知っておくことで、早めに予防対策を始めることが可能です。以下に、虫歯になりやすい子どもの特徴をご紹介します。
甘いお菓子やジュースを頻繁に摂取すると、口の中に糖分が長時間残り、虫歯菌が活発になります。虫歯菌は糖分をエサとして増殖するため、お口の中に糖分が残る時間が長いほど虫歯の危険性も高くなるでしょう。
また、ダラダラ食べをするとお口の中が酸性に傾く時間が長くなるため、虫歯になるリスクが高くなります。虫歯を予防するためには、間食の回数や時間を見直すことが大切です。
子どもが自分で歯を磨いていると、どうしても磨き残しが出やすくなります。幼い子どもは手先を器用に使えないため、仕上げ磨きをしていないと、虫歯になるリスクが高くなるでしょう。
唾液には口の中の汚れを洗い流し、虫歯菌の働きを抑える作用があります。
しかし、口呼吸のクセがある子どもや、ストレスの多い環境で生活している子どもは唾液の分泌量が減る傾向があります。唾液の減少も虫歯のリスク要因です。
生まれたばかりの赤ちゃんの口内には虫歯菌はいません。虫歯菌は保護者の方をはじめとした周囲の方から子どもに移ることが知られています。一緒に生活する方に虫歯がある場合、スキンシップなどによって口内の虫歯菌が移る可能性があるため注意が必要です。
虫歯菌に感染すると、子どもも虫歯になりやすくなります。ご家族全員で口腔衛生に気をつけることが重要です。
フッ素には歯質を強化し、虫歯菌の活動を抑える効果があります。虫歯リスクが高い子どもでも、フッ素を使用することで虫歯のリスクを軽減できるでしょう。
そのため、定期的にフッ素塗布を受けていない子どもや、フッ素配合の歯磨き粉を使用していないと、虫歯になることがあるのです。
乳歯はいずれ永久歯に生え変わるため、虫歯になっても治療せずに放置しているという保護者の方も少なくありません。
しかし、乳歯の虫歯を放置すると、さまざまな問題が生じます。以下に、乳歯の虫歯を放置するリスクについて解説します。
乳歯は永久歯が正しく生えるためのガイドの役割を担っています。
しかし、虫歯で乳歯が早く抜けた場合、そのスペースに周囲の歯が移動して、永久歯が正しい位置に生えられなくなることがあるのです。その結果、将来的に歯並びが悪くなり、矯正治療が必要になる可能性もあるでしょう。
歯並びが悪いと、歯ブラシが行き届かず、将来的に虫歯になるリスクが高くなります。
虫歯で痛みがあると、子どもは無意識のうちに痛みがある歯で噛むことを避けるようになります。片側だけで噛んだり、柔らかいものばかり好んで食べていたりすると、顎が十分に発達しない可能性があるでしょう。
噛む力が育たないと、発音や顔の骨格形成にも影響が出る可能性があるため注意が必要です。
虫歯菌は感染症の一種です。ひとつの歯に虫歯ができると、その周囲の歯にも広がることがあります。放置していると複数の歯が虫歯になる可能性もあり、治療の負担も増します。
虫歯を放置して痛みが強くなると、治療の際に麻酔や歯を削る処置が必要になるケースもあります。初めての歯科体験が痛みや恐怖と結びつくと、子どもが歯医者嫌いになるケースも少なくありません。
歯科医院への受診を嫌がると、定期検診などを受けられなくなる可能性もあるでしょう。
子どもの虫歯は、正しい習慣と工夫で予防することが可能です。とくに、虫歯リスクが高いお子さんの場合、早めに対策をとることで健康な歯が守られます。以下に、子どもの虫歯を予防する方法をご紹介します。
虫歯を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりと行うことが重要です。なかでも、夜の歯磨きは虫歯予防に欠かせません。就寝中は唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなるため、寝る前にはしっかりと歯磨きをして口腔内を清潔な状態に保つことが重要です。
また、小学校低学年までは、保護者の方が必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。子どもが自分で磨いたあとに、大人がチェックしながら磨くことで磨き残しを防ぐことができます。
甘いお菓子やジュースなど糖分の多い食品の摂取は、虫歯菌のエサとなります。間食の回数を減らす、甘いものは控える、飲み物は水やお茶を中心にするなど日頃の食生活を見直すことが大切です。
また、ダラダラと時間をかけて食べる食習慣も虫歯の原因になりやすいため、食べる時間を決めましょう。食後の歯磨きが難しい場合は、すぐに口をゆすぐなどといった工夫も必要です。
フッ素には歯質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する働きがあります。
虫歯を予防するためには、子ども用のフッ素入り歯磨き粉の使用に加えて、歯科医院でおこなう高濃度のフッ素塗布も効果的です。定期的に歯科医院でフッ素を塗布してもらうと、虫歯菌に負けない強い歯に育ちます。
地域によっては自治体の乳幼児健診時に無料で受けられるケースもあるので確認しましょう。
歯科医院では、虫歯をつくらないように口内環境を整える予防歯科をおこなっています。痛くなってからではなく、虫歯をつくらないために定期的に受診する意識を持つことが大切です。
歯科医院では、虫歯の有無だけでなく歯のクリーニング、磨き癖や不正咬合のチェックもします。子どものうちから歯科医院に通い、正しい歯磨きの仕方や虫歯になりにくい食生活を身につけることで、虫歯や歯周病になるリスクも軽減できるでしょう。
定期検診に通っていれば、万が一、虫歯になっていても早期発見・早期治療が可能となり、大がかりな治療を避けられる可能性が高いです。
虫歯菌は主に家族間で移るといわれています。無菌状態の子どもに虫歯菌を移さないように、子どもだけでなく家族全員が口腔内を清潔に保つことが重要です。
また、ご家族に虫歯がある場合は、治療を怠らないことが子どもへの感染予防につながります。ご家族の方も日頃から予防歯科に通うなど、口内環境を整えるように努めることが重要です。
虫歯になりやすい子どもには、食生活の偏りや歯磨きの不足などの共通点が見られます。虫歯の危険性の高い習慣を見直して、日常のなかで少しずつ改善していくことがポイントになるでしょう。
定期的な歯科検診と正しいケアを継続することで、虫歯のリスクを軽減できます。子どもの健康な口腔環境を守るためには、ご家族のサポートが欠かせません。自宅でできることから積極的に取り入れて虫歯を予防しましょう。
お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。
当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。