秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年7月13日
「ホワイトニングをすると歯がもろくなる」という話を耳にしたことがある方もいるかもしれません。なぜ、ホワイトニングによって歯がもろくなると言われているのでしょうか。
今回は、ホワイトニングで歯がもろくなるといわれる理由や、ホワイトニングを受けるときの注意点などについて解説します。
ホワイトニングをすると歯がもろくなるは本当なのか、気になる方は多いでしょう。結論から申し上げると、ホワイトニングによって歯がもろくなることはありません。
ホワイトニングには、歯科医院で専用の薬剤を用いて歯科医師や歯科衛生士が施術を行うオフィスホワイトニングと、歯科医院で処方された薬剤を使用して患者さまが自宅で行うホームホワイトニングがあります。
いずれにしても、歯科医師の指示によって適切な濃度の薬剤を使用・処方されます。そのため、安心してホワイトニングできます。
ただし、ホワイトニングと名がつくものの中には、インターネットなどで購入が可能な薬剤やキットがあります。安全性が確認されておらず、歯にダメージを与える恐れがあるため注意が必要です。
薬剤を使用したホワイトニングを受ける際には、必ず歯科医師の指導に従いましょう。
「ホワイトニングで歯がもろくなる」といわれる理由はいくつかあります。以下、詳しく解説します。
ホワイトニングをすると、一時的に熱いものや冷たいもの、甘いものなどを摂取した際に歯がしみるなど、知覚過敏の症状が生じることがあります。刺激から保護するために歯の表面にあるペリクルという薄い膜が、ホワイトニングによって一時的に剥がれることが原因です。
ホワイトニングをする前は歯がしみる症状がなかった方であれば「ホワイトニングによるダメージなのではないか」と感じるかもしれません。
しかし、ホワイトニングによる知覚過敏の症状は、一時的なものです。ペリクルが剥がれても12時間~48時間以内で再生されて歯を覆うため、時間の経過とともに症状は落ち着くでしょう。
ホワイトニングに使用する薬剤が歯茎に触れた場合、痛みを感じることがあります。基本的に、歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、事前に歯ぐきを保護してから薬剤を塗布するため、痛みを感じることはありません。
しかし、自宅でマウスピースに薬剤を注入して行うホームホワイトニングでは、薬剤が漏れて歯茎に触れ、痛みが生じる可能性があります。薬剤を多く入れると漏れやすくなるため、歯科医院で指示された量を必ず守るようにしましょう。
ホワイトニングの効果は永久的に続くものではありません。一般的に、効果の持続期間はオフィスホワイトニングでは3~6か月、ホームホワイトニングでは6か月~1年程度といわれています。
一度白くなった歯が色戻りすると「ホワイトニングによるダメージで黄ばんだのではないか」と感じる方もいるかもしれませんが、単にホワイトニングの効果がなくなっただけです。歯の白さをキープしたい方は、定期的にメンテナンスする必要があります。
ホワイトニングに用いられる薬剤の主成分は、オフィスホワイトニングの場合は過酸化水素、ホームホワイトニングの場合は過酸化尿素です。過酸化水素は高濃度の場合、肌に触れると炎症を引き起こすことがあります。
そのため、薬剤名だけきくと「危険な薬剤なのでは?」と歯への影響を懸念する方もいるでしょう。
しかし、どちらのホワイトニングでも、歯科医師の指示のもと適切な濃度の薬剤が用いられます。基本的に、ホワイトニングの薬剤によって歯にダメージが及ぶことはないと考えてよいでしょう。
ホワイトニングによって歯がもろくなることはありませんが、ホワイトニングができない方はいます。以下にあてはまる方は、ホワイトニングが受けられないので注意しましょう。
18歳未満の方は歯が成長段階にあるため、ホワイトニングの薬剤によってダメージを受けるリスクがあります。そのため、ホワイトニングは受けられないことが多いでしょう。
ただし、近年では薬剤の強さや施術時間を調整しながら施術を行う歯科医院もあります。「18歳未満だけど、歯の色が気になる」という方は、歯科医院へ相談してみるとよいでしょう。
ホワイトニングを行う前には、口内の状態を確認します。確認した際に虫歯や歯周病が見つかった場合は、ホワイトニングを行う前に虫歯や歯周病の治療を完了させる必要があるでしょう。
虫歯や歯周病のある状態でホワイトニングを行うと、痛みや炎症が生じることがあるからです。
妊娠中や授乳中の方は、ホワイトニングを控えるべきと考えられています。ホワイトニングの薬剤によって、胎児や乳児に何らかの影響が出るリスクがあるためです。
ホワイトニングの薬剤が胎児や乳児に与える影響は、はっきりとはわかっていません。ホワイトニングの薬剤には過酸化水素水や過酸化尿素が使用されていますが、胎児へどの程度影響するかは判明していないのです。
明確に悪影響があったとする事例があるわけではないですが、安全性を考慮して妊娠中や授乳中の方のホワイトニングは断る歯科医院が多いです。
無カタラーゼ症の方は、オフィスホワイトニングを受けられません。無カタラーゼ症とは、薬剤の主成分である過酸化水素を分解する酵素(カタラーゼ)を体内で生成できない疾患です。
無カタラーゼ症でない方であれば、ホワイトニング薬剤を少し飲み込んでも分解されるので問題ありません。
しかし、無カタラーゼ症の方の場合は、過酸化水素が分解できないため身体に影響が出ることが考えられます。そのため、ホワイトニングはできないのです。
光線アレルギーとは、日光などの光が当たることで、皮膚に赤みやかゆみの症状が現れる病気です。オフィスホワイトニングでは、施術の際にブルーライトを照射します。そのため、光線アレルギーの方は受けられません。
ただし、ブルーライトを使用しないホームホワイトニングは、光線アレルギーの方でも行える可能性があります。歯科医院に相談してみてください。
歯にヒビが入っている方は、ホワイトニングが推奨されていません。 歯にヒビが入ると、通常は硬く守られている内部が刺激を受けやすい状態になります。ホワイトニングの薬剤が患部にしみて、強い痛みを感じる可能性があるでしょう。
ここからは、ホワイトニングを受けるときの注意点について解説します。
ホワイトニングで歯がもろくなることはありませんが、事前にカウンセリングをしっかりと受けることが不安の軽減に繋がります。「白さはどれくらい持続するのか」「痛みやしみる症状はあるのか」など、不安点や疑問点がある場合はカウンセリングで確認しましょう。
薬剤の種類や効果の持続期間、薬剤による一時的なリスクなどもしっかりと理解した上で、ホワイトニングを受けることが大切です。
ホワイトニングをした後には、注意するべき点がいくつかあります。先にも述べた通り、ホワイトニングの施術後は一時的に歯が過敏な状態になります。
特に、施術後12時間~48時間程度は歯がしみやすくなるため、飲食物には注意が必要です。熱いものや冷たいものの他、かんきつ類・炭酸飲料・アルコール類などは刺激が強いためしみやすく、歯がもろくなったと感じやすいです。
知覚過敏の症状は時間の経過とともに落ち着いていきますが、施術直後はなるべく刺激を避けるようにしましょう。
ホワイトニングの施術を受けても、その後のメンテナンスができていなければ色戻りが起きやすくなります。特に、ホワイトニングを受けてから24時間は、コーヒーや紅茶、カレーなどの着色しやすい飲食物は避けることが重要です。
また、飲食をした後は、色移りを防ぐためにすぐに歯磨きやうがいをすることも大切です。歯磨きの際には、研磨剤の含まれていない歯磨き粉やコーティング剤が配合された歯磨き粉を使用するとより効果が持続するでしょう。
どれだけ自宅で毎日のケアを丁寧に行っていても、歯に汚れが付着することはあります。定期的に歯科医院を受診し、虫歯や歯周病の有無を確認したり歯の表面に付着した歯垢や着色汚れを取り除いたりして、歯の健康や白さを維持することが大切です。
また、歯の色戻りが気になり始めた場合には、再施術の時期についても相談しましょう。
ホワイトニングによって、歯がもろくなることはありません。
しかし、一時的に歯が過敏になったり時間の経過で色戻りを起こしたりすることにより、歯にダメージが生じたと感じる方もいます。そのため、事前のカウンセリングをしっかりと受け、施術内容や注意点について納得した上でホワイトニングを受けることが大切です。
ホワイトニングをご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。
当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。