秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年5月25日
「綺麗な白い歯を手に入れたい」とホワイトニングを検討する方もいます。
しかし、ホワイトニングは痛いという話を聞き、前向きになれない方もいるでしょう。
本記事では、ホワイトニングに痛みがあるのかどうかを解説します。痛みが出た場合の対処法などについても詳しく解説します。
「ホワイトニングをしたいけれど痛みが気になる」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングとは、歯専用の薬剤を使用して歯を白くする施術のことです。茶渋やタールなどの歯の表面に沈着した色素は、日々の歯みがきのみでは除去できません。
ホワイトニングは、日々の歯ブラシでは除去できない茶渋やタールを除去し、変色した歯を白くすることを目的に行います。
ホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で薬剤を使って行うホームホワイトニングに分かれます。
オフィスホワイトニングは、35%程度の高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗り、光を照射して行います。短期間で歯を白くできる点が特徴です。
ホームホワイトニングは、10%程度の過酸化尿素のジェルを、歯並びに合わせて作ったトレーの中に入れて歯に被せて白くします。薬剤の刺激が少ないこと、通院回数が少ないことが特徴です。
本記事におけるホワイトニングは、歯科医院で行われるオフィスホワイトニングとして解説していきます。
ホワイトニングの際、人によっては痛みを感じることがあります。歯が痛むこともあれば、歯茎が痛むこともあります。
ただし、全ての方に必ず痛みが生じるわけではありません。全く痛みが出ない方もいれば、ホワイトニングを繰り返すことで痛みを感じるようになる方もいます。
ホワイトニングで痛みが出る原因は、ホワイトニングのメカニズムにあります。
歯の表面を覆うエナメル質の表面は、ペリクルという薄い膜に覆われています。ホワイトニングではペリクルを破壊するため、再生されるまでの間は外部からの刺激に敏感になります。結果、しみるような痛みを感じるのです。
特に、以下の原因がある方は、痛みを強く感じやすいです。
元々知覚過敏がある場合、歯の神経である象牙質がむき出しになっています。象牙質が露出している部分から薬剤が浸透するので、知覚過敏がない方よりも痛みを強く感じるとされています。
虫歯が進行すると、虫歯菌がエナメル質を溶かし象牙質がむき出しになります。むき出しになっている象牙質の部分にホワイトニングの薬剤が浸透すると、痛みが生じます。
痛みが生じるのは、ホワイトニングを受けるときに虫歯がある場合だけではありません。虫歯の治療中や詰め物をしている場合でも、詰め物の隙間から薬剤が浸透すれば痛みにつながるでしょう。
歯ぎしりや食いしばり、外傷によって歯が割れたり欠けたりしている場合も、痛みが生じやすいでしょう。割れたり欠けたりした歯の隙間から、ホワイトニングの薬剤が象牙質に触れて痛みを引き起こします。
歯周病や加齢など様々な要因により歯茎が下がっていると、痛みを感じることがあります。歯根にはエナメル質がなく、薬剤が象牙質に直接触れるため痛みにつながるのです。
また、体調が悪い時にも歯茎は下がるといわれています。普段はホワイトニングをしても痛みを感じない方も、体調不良の際は痛みを感じる場合があるでしょう。
上述したような原因以外にも、薬剤が歯以外の柔らかい組織に付着すると痛みを感じることがあります。
また、薬剤を塗布したあとに使用するレーザーやライト等をあてることにより、歯が熱を持って痛みを感じる場合もあります。特に、レーザーは温度が有意に上昇するため、痛みが出やすいと言われています。
ホワイトニングで痛みが出るタイミングは、基本的にはホワイトニング中、もしくはホワイトニング後24時間でしょう。直後に出てくる方もいれば、施術した日の就寝時や翌日に痛いと感じる方もいます。
ホワイトニングの痛みが続く期間も、人によって異なります。一般的には、ペリクルが修復される24時間は痛みが続きます。24時間以上経過すれば痛みが徐々に消失していきます。2日あれば痛みは消失すると考えて良いでしょう。
2日たっても痛みが続く場合には、神経に影響が及んでいる可能性があります。放置しても改善されない可能性があるので、施術を受けた歯科医師へ相談しましょう。
ホワイトニングで痛みが出た場合は、以下の対処法を試せば痛みを抑えられることが多いでしょう。ホワイトニングを受けた時の痛みが不安という方は、対処法を知っておきましょう。
鎮痛剤を服用することで、痛みを一時的に抑えられます。
しかし、薬の効果が切れると再び痛みは起こります。あくまで一時的な対処法と考えておきましょう。
また、鎮痛剤の効果が切れたあとも痛みが長期間続く場合や、鎮痛剤を服用しても痛みが改善されない場合には、ホワイトニング以外に原因がある可能性があります。速やかに歯科医師へ相談しましょう。
熱い物や冷たい物、辛い物はホワイトニング後の痛みを誘発しやすいです。1~2日は刺激物を控えましょう。
また、辛い物には香辛料が多く使われています。香辛料などの色の濃い調味料は、ホワイトニングで白くした歯に色素沈着を引き起こすこともあります。白さを維持したい場合も、避けたほうがよいでしょう。
口腔内に残っていた薬剤が痛みを誘発している場合、うがいや歯磨きで薬剤を洗い流せば痛みが消失することがあります。うがいの際は、ぬるま湯や常温の水で軽くゆすいでみましょう。
歯磨きをするときは、フッ素が含まれた歯磨き粉で歯磨きをすると、痛みが軽減するといわれています。即効性はないため、鎮痛剤の服用と併用すると痛みの改善が期待できるかもしれません。
ホワイトニングで痛みを抑えるためには、あらかじめ予防しておくことが大切です。以下、痛みを抑えるためにできることを解説します。
普段の歯磨きの際に知覚過敏用の歯磨き粉を使えば、ホワイトニングの痛みの予防につながります。知覚過敏用の歯磨き粉に含まれる硝酸カリウムは、神経への刺激を抑えて痛みを軽減してくれます。
ホワイトニングを始める前に、少しでも知覚過敏を改善しておきましょう。
ホワイトニングをする前に、虫歯や歯周病の治療を終わらせておきましょう。象牙質へ薬剤が入り込みにくくなるため、痛みを抑えられます。
ホワイトニングをする前には一度歯科医院を受診して、虫歯や歯周病がないかをチェックしておくと良いでしょう。歯周病にならないように、日頃から歯磨きなどのセルフケアを丁寧にすることも大切です。
ホワイトニングでは、薬剤が歯の神経がある象牙質に触れることで痛みを感じることがあります。痛みの有無や、痛みの感じ方には個人差がありますが、痛みを感じる方も少なくはありません。
痛みは1~2日程度で落ち着きます。痛みが出た際には、鎮痛剤の服用などで痛みを抑えて過ごしましょう。
ただし、鎮痛剤で痛みが落ち着いても、一時的な対処法にすぎません。痛みが長引く場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
また、自分自身がホワイトニングを受けた後、痛みが出るか不安な方もいるでしょう。その場合は、歯科医院でチェックしてもらってからホワイトニングをするとよいかもしれません。
ホワイトニングをご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。