秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年11月4日
セラミック治療は、天然歯に近い見た目や白さを再現できるため、審美性が高いことから人気があります。銀歯や入れ歯よりも劣化しにくく、機能性も優れています。
しかし、治療後に痛いと感じることがあり、痛みの原因や対処法を知りたいとお悩みの方もいるでしょう。セラミック治療後の歯茎の痛みや腫れの原因は、歯を削ったことや、噛み合わせが変化したことです。
治療後にすぐ痛いと感じるケースと、治療後数週間〜数か月が経過してから痛いと感じるケースがあります。治療直後の痛みは神経が過敏になっているためですが、治療後数週間が経過してから痛いと感じる場合、二次虫歯や噛み合わせがあってないなどの原因が考えられるでしょう。
今回は、セラミック治療後の歯茎の痛みの原因や対処法について解説します。セラミック治療後に「歯茎が腫れて痛い」「歯がしみて痛い」と感じる方は、歯科医院に相談しましょう。
目次
セラミック治療とは、天然歯に近い色や見た目を再現できるセラミックで作られた詰め物・被せ物を使用する治療方法です。
セラミックは、天然歯のような透明感や色合いを再現できるため、虫歯治療だけでなく見た目を整えるために使用されることもあります。歯並びや歯の形、歯の色を整えるために、セラミック矯正をすることもあるでしょう。
プラスチックのレジンよりも強度が高いため、長期にわたって使用できることが特徴です。天然歯に近い色にしたい人や、体に安全な素材を使用したいと考えている人からも人気があります。
ただし、セラミック治療には保険が適用されないため、銀歯やレジンよりも高額です。
セラミック治療は、虫歯の治療だけでなく、歯の見た目を整えるために使用されることもあります。主に行われる治療は、以下のとおりです。
・セラミッククラウン
・セラミックインレー、セラミックアンレー
・ラミネートベニア
セラミッククラウンは、セラミックで作る被せ物です。進行した虫歯の治療で大きく歯を削った際に使用されます。
セラミックインレー・セラミックアンレーは、セラミックの詰め物です。虫歯治療で歯を小さく削った場合に使用します。
ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削って薄いセラミックの板を貼り付ける施術です。機能を回復させる治療ではなく、主に前歯の審美性を向上させるために行われます。
ほかにも、ブリッジやインプラントの人工歯としてセラミックが使われることも多いです。セラミックは着色や変色が起きにくいため、再治療のリスクも減らせるでしょう。
セラミック治療は、金属アレルギーがある人や、美しい白い歯にしたい人に適しています。
セラミック治療後の歯茎の痛みや腫れの原因は、治療中と治療後で異なります。セラミック治療中の熱や振動などで神経が過敏になり、痛いと感じるケースがあるでしょう。
治療直後から痛む場合や数か月経過してから痛む場合がありますが、詰め物を詰めてすぐ痛いと感じるときは、接着による痛みと考えられます。数分で落ち着くことが多いですが、2〜3日続くケースもあるでしょう。
セラミック治療中や治療後、すぐに歯茎がしみて痛い場合の原因は、以下のとおりです。
・新しい被せ物が入ったことで違和感が生じている
・歯を削ったことで痛い
・治療の刺激で神経が過敏になっている
どれだけ丁寧に治療しても、慣れるまでは違和感があるでしょう。神経への影響もあるため、数日間は痛い場合があります。
食事の際に歯茎や歯の痛みを感じる場合の原因は、以下のとおりです。
・噛み合わせが強い、ずれている
・歯ぎしりの癖がある
・歯茎に余剰セメントが残っている
噛み合わせが強い場合や歯ぎしりの癖がある場合、強い負荷がかかるので痛いと感じるかもしれません。余剰セメントが残っている場合も、歯茎や歯の痛みを感じます。
歯は非常に敏感な器官なので、数ミクロン噛み合わせがずれただけでも違和感があるでしょう。噛み合わせがずれている状態を放置すると、歯を支える周囲の歯肉や歯槽骨に炎症が起きる可能性があります。
セラミック治療をどれだけ丁寧に行っても、違和感が生じる場合があります。セラミック治療後に歯や歯茎が痛い場合は、早めに歯科医院を受診して適切な治療を受けましょう。
セラミック治療後の歯茎の痛みや腫れに対する対処法は、以下のとおりです。
・刺激を避ける
・噛み合わせを調整する
・マウスピースを使用する
・虫歯を治療する
それぞれ解説します。
セラミック治療後は、歯や歯茎が敏感な状態になっています。極端に熱い・冷たい飲食物は避けたほうがよいでしょう。辛いものや酸っぱいものも、刺激に感じて痛み・腫れが強くなる可能性があります。
治療後の歯や歯茎に違和感があるからと、舌で触ることも避けてください。口内を清潔に保つことは大切ですが、痛みがある場合は歯ブラシなどで強く磨くことも控えましょう。
噛み合わせが原因で違和感を生じ、痛いと感じている場合があります。歯科医院を受診して、噛み合わせを調整してもらいましょう。
不適切な噛み合わせは姿勢を悪化させ、肩こりや頭痛の原因にもなります。全身の健康に悪影響を与えるので、問題がないか確認してもらうとよいでしょう。
歯ぎしりや食いしばりの癖があり、負荷がかかって痛い場合があります。改善できるとよいですが、歯ぎしりや食いしばりは無意識下、特に睡眠中に行われることが多いため、ご自身で改善することは難しいです。
そのため、マウスピースを使用するとよいでしょう。歯ぎしり・食いしばりによる負荷を軽減し、痛みや腫れを緩和する効果が期待できます。
セラミック治療後にある程度の期間が経過してから痛い場合、虫歯が再発している可能性があるでしょう。セラミックの詰め物・被せ物を外し、再度治療する必要があります。
セラミックの下が虫歯になっているかどうかは、ご自身では確認できないでしょう。歯科医院を受診して、確認してもらってください。
今回は、セラミック治療による歯茎の痛みの原因や、対処法について解説しました。
セラミック治療では、天然歯に近い透明感や色合いを再現できます。自然で美しい印象に仕上がるため、虫歯治療だけでなく、見た目を整えるために受ける方も多いです。
セラミック治療としては、歯に被せるセラミッククラウンと、歯の一部分に詰めて使うセラミックインレー・アンレーの2種類が一般的です。主に前歯の審美性を向上させる、ラミネートベニアも人気があります。
ただし、セラミック治療には保険が適用されないため、銀歯やレジンよりも高額です。予算に合わせて治療法を選択する必要があるでしょう。
セラミック治療の痛みの原因はさまざまですが、時間が経過することで落ち着くケースが多いです。虫歯治療でセラミックを使用する場合、歯や歯茎が過敏になっていて痛いと感じることがあるのです。
セラミック治療後1週間以上経過しても痛みが続く場合や、痛みが悪化する場合は、なんらかのトラブルが起きている可能性があります。歯科医院を受診して、確認してもらってください。
セラミックがあっていない、虫歯が再発しているなど、原因は数多く考えられますが、早期に対応すれば大掛かりな治療は必要ない場合が多いです。セラミック治療後も定期的に歯科検診を受けながら、口腔内の健康を維持しましょう。
セラミック治療でお悩みがある方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。