秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年12月2日
一般的に、すきっ歯を治療する方法としては矯正治療や被せ物による治療が挙げられます。
しかし、矯正治療のほかにも、ラミネートベニアですきっ歯を治療できることがあるでしょう。
今回は、ラミネートベニアの概要や、ラミネートベニアですきっ歯を治療する際の流れ、費用について解説します。
目次
ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミックで作った板を装着する治療のことです。主に、前歯の見た目や色を改善するために行われます。
歯を削ると聞くと、不安に感じる方がいるかもしれません。ラミネートベニアで削る歯の量は、0.3〜0.5mm程度とごくわずかです。エナメル質は2〜3mm程度の厚さがあるので、痛む・しみるなどの症状が出ることはないでしょう。
ラミネートベニアのメリットをご紹介します。
すきっ歯を治療するラミネートベニア以外の方法としては、矯正治療や被せ物の装着が挙げられます。
被せ物を装着する際は、歯を大きく削る必要があるでしょう。矯正治療の場合は、歯を移動させる必要があるので時間がかかります。
ラミネートベニアによる治療では、歯を削る量が少なく短時間で見た目を改善できます。
ラミネートベニアは、歯の表面にセラミックの薄い板を装着する治療です。そのため、歯の形だけではなく、歯の色も同時に改善できます。
歯の被せ物には金属成分が含まれていることがあり、金属アレルギーの方は治療できない場合があります。被せ物が原因で金属アレルギーを発症した場合は、被せ物を取る必要があるでしょう。
ラミネートベニアで使用する材料はセラミックなので、金属アレルギーになるリスクはありません。金属アレルギーがある方も治療を受けることができます。
ラミネートベニアで使用されるセラミックは、吸水性が低いため変色しにくいです。また、セラミックの表面には、コーヒーやお茶などに含まれている色素が付着しにくいです。
そのため、ラミネートベニアは変色しにくく、長く美しい見た目を保てます。
ラミネートベニアのデメリットは、以下のとおりです。
ラミネートベニアでは、歯の表面に薄い板状のセラミックを装着します。ラミネートベニアを貼り付けるためのスペースが必要なので、健康な歯の表面を削る必要があるのです。
歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯に過剰な負荷が加わります。ラミネートベニアに使用するセラミックは衝撃に弱いので、強い力が加わると脱離や破折の原因になります。
特に、ラミネートベニアは薄いため、強い力が加わると割れる可能性が高いです。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方には、ラミネートベニアは向きません。
ラミネートベニアは、見た目を改善する審美治療にあたります。自費診療になるので、治療費が高額になります。
ラミネートベニアは、歯の表面にセラミックの薄い板を装着する治療です。被せ物などと比べて接着面積が狭いので、外れる可能性があるでしょう。
また、前歯で硬い物を噛んだときや、キャラメルなどの粘着性のあるものを食べたときも、大きな力が加わるため外れることがあります。
結論からお伝えすると、ラミネートベニアですきっ歯は治療できます。ラミネートベニアで治療できるすきっ歯は、以下のとおりです。
上前歯の中心にすき間がある状態のことを、専門用語で正中離解といいます。すき間が1〜2mm程度である場合は、ラミネートベニアで治療できるでしょう。
矮小歯とは、ほかの歯に比べて小さい歯のことです。矮小歯は、前から2番目の前歯に見られることが多く、すきっ歯の原因になります。
矮小歯によるすきっ歯の場合も、ラミネートベニアによる治療が可能です。
ラミネートベニアによって治療できるすきっ歯についてご説明しました。ここでは、ラミネートベニアで治療できないすきっ歯をご紹介します。
歯と歯の間のすき間が2〜3mm以上あいている場合は、ラミネートベニアでの治療は難しいでしょう。すき間が広いと、ラミネートベニア自体が大きくなります。
噛んだときにラミネートベニアにかかる力が強くなり、ラミネートベニアの破折や脱離につながるでしょう。歯と歯の間のすき間が広い場合は、セラミックなどの被せ物や、矯正治療で改善したほうがよいといえます。
歯周病は、細菌によって歯茎に炎症が起こる病気です。
炎症が歯を支える歯槽骨まで及ぶと、歯が不安定な状態になります。歯周病によって不安定な歯が動くことで、すきっ歯になる場合があるのです。
歯周病がある状態でラミネートベニアを行うと、治療をしても再びすきっ歯になる可能性が高いでしょう。歯周病によるすきっ歯は、先に歯周病の治療を行います。
ラミネートベニアの適応症例についてご説明しました。以下、ラミネートベニアですきっ歯の治療を行う際の流れを確認しましょう。
ラミネートベニアの前に、カウンセリングを行います。カウンセリングでは、患者様の希望や悩みをお伺いし、ラミネートベニアのメリット・デメリットなどをご説明します。
カウンセリング終了後、お口の中の状態を確認するでしょう。歯周病の有無や、すきっ歯の状態を調べます。
すきっ歯をラミネートベニアで治療できる場合は、治療を開始します。ラミネートベニアは、歯の表面にセラミックの板を貼り付ける治療です。
そのため、ラミネートベニアの治療では、まず歯の表面を削ります。削る量は、0.3〜0.5mm程度のため、削る際に痛みを感じることはほとんどありません。局所麻酔なども必要ないでしょう。
歯を削ったあとは型取りを行い、ラミネートベニアの大きさや色を確認します。
型取りを行ってからラミネートベニアが完成するまで、数日かかります。そのため、型取りが終了したあとは仮歯を装着するのが一般的です。
仮歯は取れやすいので、仮歯の装着中は前歯で硬いものを食べることは避けましょう。
ラミネートベニアが完成したら、仮歯を外して装着します。噛み合わせの調節やラミネートベニアの形や色の確認を行ったあと、専用の接着剤を用いて固定します。
ラミネートベニアによる治療は、見た目の改善が目的のため保険が適用されません。治療費の相場は、50,000〜150,000円とやや高額になります。
ラミネートベニアが取れて紛失した場合は、作り直す必要があるので再び治療費が発生するでしょう。
今回は、ラミネートベニアですきっ歯を治療できるのかどうか解説しました。ラミネートベニアは、歯の表面を少し削って薄い板状のセラミックを貼り付ける治療です。
前歯のすき間が気になる場合や、歯が小さいことですきっ歯になっている場合は、ラミネートベニアで治療できるでしょう。ラミネートベニアで治療できないすきっ歯としては、歯と歯の間のすき間が広すぎる場合や、歯周病がある場合が挙げられます。
歯を削ると聞くと不安に思う方がいるかもしれませんが、ラミネートベニアで削る歯の量は0.3〜0.5mm程度です。痛む・しみる症状が出ることは基本的になく、削る際の局所麻酔も必要ないでしょう。
ラミネートベニアによるすきっ歯の治療は、見た目の改善と判断されるため、保険適用外となります。費用は50,000〜150,000円程度かかるでしょう。
ラミネートベニアによるすきっ歯の治療をご検討の方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。