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部分入れ歯の値段を種類ごとに解説!それぞれのメリット・デメリットも

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2024年9月28日

部分入れ歯の模型

何らかの理由で部分的に歯を失った場合、空いたスペースを部分入れ歯で補うことがあります。

ただし、部分入れ歯は種類ごとに値段や特徴が異なります。長く使用するものなので、値段と併せてメリットやデメリットなども理解しておくべきでしょう。

今回は、部分入れ歯の種類ごとの値段やメリット・デメリットなどを解説します。部分入れ歯の治療を受ける際には、是非参考にしてください。

部分入れ歯とは

2個の部分入れ歯

部分入れ歯とは、部分的に失った歯を義歯で補う方法です。

歯が失われた部分に入れ歯を入れ、入れ歯が外れないように残っている歯にバネを引っ掛けて固定します。部分入れ歯は、残っている歯にかけるためのバネ(クラスプ)と人工歯、粘膜の上に乗るピンク色の床で構成されています。

欠損した歯を補う方法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があります。ブリッジやインプラントとは異なり、部分入れ歯は取り外しが可能です。自分で簡単に取り外せるため、日常の歯磨きなどのケアが行いやすいでしょう。

また、ブリッジの場合は、土台とする歯を大幅に削らなければなりません。健康な歯であっても削るため、歯の寿命が短くなる恐れがあります。部分入れ歯の場合は歯を削る必要はなくバネで固定するので、歯への負担が軽減されます。

部分入れ歯の種類と値段

部分入れ歯の種類と値段イメージ

部分入れ歯には、保険が適用されるものと保険適用外のものの2種類があります。それぞれの値段の相場は、以下の通りです。

保険適用の部分入れ歯

保険適用の部分入れ歯の費用相場は、3割の自己負担で3,000円~1万5,000円ほどになります。1割負担の方であれば1,000円~2,500円ほどでしょう。

保険適用の部分入れ歯は、人工歯と義歯床にレジンという医療用のプラスチックが使用されます。入れ歯を固定するためのクラスプは金属なので、口を開けたときに目立つ可能性があります。

自由診療の部分入れ歯

保険が適用されない自由診療の部分入れ歯の場合、費用が全額自己負担になります。歯科医院ごとに値段の設定は異なりますが、10万円~50万円ほどが相場です。

自由診療は高額になりますが、使用する材料や技術などを、自分の希望を叶えられるように自由に選択できます。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、名前の通り部分入れ歯を支えるバネであるクラスプのない入れ歯です。

金属のバネの代わりに、歯茎と同じ色の義歯床を広げて歯茎を覆って義歯を固定します。そのため、部分入れ歯を使用していることが目立ちにくいです。

ノンクラスプデンチャーの費用相場は、10~30万円ほどです。

BPSデンチャー(精密義歯)

BPSデンチャーは、フルオーダーメイドで精密に作製されます。歯科技工士が口の状態を確認し、噛み合わせた時の歯の位置や力を正確に再現できるように入れ歯を作っていきます。そのため、審美性や噛み心地、噛む力に優れた部分入れ歯です。

その分費用は高額で、40~50万円が相場です。

コンフォートデンチャー(シリコン義歯)

コンフォートデンチャーは、歯茎にあたる部分にシリコンを使用した入れ歯です。シリコンは柔らかい素材なので、クッションのような役割を果たします。

保険適用のプラスチックでは痛みが生じることもありますが、シリコンならば痛みがなく安定性が高まります。コンフォートデンチャーの費用相場は、20万円前後です。

金属床義歯

金属床義歯は、土台となる義歯床が金属で作られているものです。保険の入れ歯はプラスチックなので、壊れないようにある程度厚みを持たせて作らないといけません。そのため、装着時の違和感が強く、話しにくさを感じる方が多くいました。

金属で作る場合、床を薄くすることが可能です。金属床義歯の費用相場は、30~60万円です。

テレスコープ義歯

テレスコープ義歯はドイツ式の入れ歯です。残された歯を削って内冠という被せ物を装着し、義歯側には外冠を設置します。内冠に外冠を被せることで、入れ歯を安定させます。バネを使用しないため、審美性を損ないません。

テレスコープ義歯の費用相場は、80万円前後になります。

保険適用の部分入れ歯のメリット・デメリット

保険適用の部分入れ歯のメリット・デメリットイメージ

保険適用の部分入れ歯を選択するメリットとデメリットについてみていきましょう。

メリット

保険適用の部分入れ歯を選択する最大のメリットは、治療費を抑えられるという点です。保険診療ならば、患者さまの自己負担額は1割~3割なので、自由診療よりも大幅に費用を抑えられます。

製作にかかる期間も短く、失われた歯をそのまま放置せずに早急に対応できます。また、保険適用の部分入れ歯は外科手術を行わないため、多くの症例に対応できる点もメリットでしょう。

デメリット

保険適用の部分入れ歯は、審美性に欠けるというデメリットがあります。部分入れ歯のクラスプは金属で、周囲の歯を囲むように義歯を固定します。そのため、口を開けた時にクラスプが目立ってしまいます。

また、保険適用の部分入れ歯はプラスチックで作られているため、違和感が生まれやすいです。プラスチックは割れやすいので床部分を厚くする必要があるためです。

厚みによって、装着時に違和感を強く覚える方もいます。違和感により、話し方や食べ方に変化が起こることもあるでしょう。

プラスチックは変色・変形・破損も起こりやすく、耐久性が高いとはいえません。数年で作り替えが必要になるのが一般的です。

自費の部分入れ歯のメリット・デメリット

部分入れ歯を自費で入れるメリット・デメリットイメージ

次は、自費の部分入れ歯を選択するメリットとデメリットについてみていきましょう。

メリット

自費の部分入れ歯にはさまざまな種類がありますが、どの部分入れ歯に関しても保険適用の入れ歯に比べると審美性が高いです。入れ歯だと周囲の人に気づかれにくく、自然な見た目に仕上がります。

装着した時のフィット感も優れており、保険の部分入れ歯よりも違和感が軽減されます。治療工程の制限もないため、ご自身の口腔内の状態にあうよう精密に入れ歯を作ることが可能なのです。

また、丈夫な素材で作られているため、しっかり食べ物を噛むことができる点も大きなメリットです。強く噛んでも痛みが出にくいとされています。

デメリット

自費の部分入れ歯の大きなデメリットは、費用が高額になるという点です。

保険が適用されないため、費用は患者さまの全額自己負担になります。選ぶ部分入れ歯の種類によって費用は異なりますが、10万円以上はかかるでしょう。

費用が高額になるものの、耐久性に優れた非常に精度の高い部分入れ歯を作製できます。

部分入れ歯以外の治療方法と値段

部分入れ歯の代わりの治療であるインプラント

歯を失った場合の選択肢としては、部分入れ歯以外にもブリッジやインプラントが挙げられます。ブリッジとインプラントの特徴と値段は、以下の通りです。

ブリッジ

ブリッジは、欠損した歯の両隣の歯を削って土台として、連結した人工歯を被せる治療法です。ブリッジは取り外しできないので、他の歯と同様に歯磨きやフロスで手入れをしなければなりません。綺麗な状態を維持できれば、長く使用できます。

ブリッジの相場費用は、1本あたり保険適用で2~3万円、自費で5万円~15万円です。補う歯の本数や、人工歯に使用する素材などによって、費用は大幅に変動します。

インプラント

インプラントは、欠損した歯の顎の骨部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。顎の骨に人工歯根を埋め込んで固定するため、まるで自分の歯のように咀嚼できるというメリットがあります。

しかし、外科手術が必要になることや、治療期間が長引くというデメリットもあります。

インプラントは保険適用外の治療なので、相場費用は1本あたり30~40万円です。

まとめ

部分入れ歯を持っている人

部分入れ歯は、保険適用と自費のどちらかを選ぶことができます。保険適用と自費では、費用やメリット・デメリットが異なります。

自分の希望や口腔内の状態に合う治療方法を選択するためにも、歯科医師としっかり相談しながら治療を進めましょう。

部分入れ歯をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちらご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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