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セラミック矯正ができない人とは?できない場合の対処法も解説!

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2024年2月24日

セラミック矯正ができないイメージ

セラミック矯正は一般的な矯正治療に比べ、短期間で治療を完了できます。セラミック矯正にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。 また、できない場合もあるのでしょうか。

今回は、セラミック矯正のメリット・デメリットや、セラミック矯正ができないのはどのような人かについて詳しく解説します。また、セラミック矯正ができないときはどうしたらいいかも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

セラミック矯正とは?

セラミックの被せ物

セラミック矯正は、歯にセラミックの被せ物(クラウン)を装着することで、歯並びの見た目を改善する治療です。治療では、まず歯を削ってセラミックを被せる土台を整えます。次にセラミックのクラウンを装着して、歯並びを完成させます。

歯をブラケットなどで物理的に移動させる一般的な矯正治療とは異なり、セラミック矯正では歯の位置を変えません。外観上の歯並びを改善するだけなので、一般的な矯正に比べて短期間で治療が完了します。

また、セラミック矯正では歯並びだけでなく、歯の色や形、大きさも調整できます。黄ばんだ歯を白く見せたり、小さすぎる歯を大きく見せたりすることも可能です。一般的な矯正治療では歯の色や形は変えられないので、セラミック矯正の大きな特徴といえます。

矯正という名前はついていますが、セラミック矯正は歯を移動させる一般的な矯正治療とは別物と考えたほうがいいでしょう。セラミック矯正は、審美性を向上させる治療として位置づけられています。

セラミック矯正のメリット

セラミック矯正のメリットイメージ

セラミック矯正のメリットを確認しましょう。

短期間で歯並びを整えられる

セラミック矯正のメリットは、治療期間が短いことです。一般的な矯正治療では、歯を少しずつ動かしていくため数年の治療期間が必要です。

セラミック矯正は歯を動かすことなく、歯を削ってセラミックを被せるだけの治療なので数か月で治療が完了します。

急いで歯並びを整えたい場合に、セラミック矯正は有効な選択肢です。例えば、結婚式を控えている方や、歯並びを直して写真撮影をしたい方、大切な面接が控えている方などは、セラミック矯正を選択すると短期間で歯並びを改善できます。

矯正装置を付ける必要がない

一般的な矯正治療では、ワイヤーやブラケット、マウスピースなどの矯正装置を長期間装着する必要があります。取り外しができないものもあり、就寝時も装着しなければなりません。

矯正治療中に他人の目が気になる人や、矯正装置を煩わしく感じる人もいるでしょう。セラミック矯正なら、矯正装置を付けることなく歯並びを整えることができます。

治療後の後戻りがない

一般的な矯正治療では、元の歯並びに戻ってしまう後戻りが生じる可能性があります。治療後も歯が安定するまでの間、リテーナーと呼ばれる保定装置を付け続ける必要があります。

セラミック矯正は歯を動かさないので、後戻りのリスクはありません。

歯の色も改善できる

セラミック矯正では、歯の色を改善することができます。例えば、黄ばんだ歯や神経を抜いて黒ずんだ歯でも、白く見せられるのです。

金属アレルギーがない

セラミック矯正では金属を使用しないので、金属アレルギーを持つ人でも治療を受けることができます。一般的な矯正治療で用いる金属のブラケットには、少なからず金属アレルギーのリスクがあります。セラミック矯正であればそうした心配はありません。

虫歯や歯周病のリスクが低い

セラミックは表面が滑らかで、汚れが付着しにくい性質があります。細菌の増殖を抑えられるので、虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。

ただし、セラミックと歯の間に隙間がある場合は、虫歯や歯周病に発展する可能性があります。正しいお手入れと定期検診は欠かせません。

セラミック矯正のデメリット

セラミック矯正のデメリットイメージ

セラミック矯正のデメリットを確認しましょう。

健康な歯を削る

セラミック矯正では、セラミックの被せ物を装着するために歯を削る必要があります。健康な歯を削ることに抵抗を感じる人もいるでしょう。

一般的な矯正治療でも、歯と歯の間にスペースを作るために歯を削ることはありますが、セラミック矯正ほど多くは削りません。健康な歯にダメージを与えることがデメリットです。

神経の処置が必要になることがある

多くの歯を削る場合、歯の神経が露出することがあります。その場合は歯髄をきれいに取り除く根管治療を行わなければなりません。

神経のない歯はもろくなり、衝撃に弱くなります。また、被せ物の内側で虫歯が進行しても痛みを感じないので、歯を失うリスクもあるでしょう。

再治療が必要になることがある

セラミック矯正は、歯列の乱れを根本的に改善するものではありません。将来また治療が必要となるケースも出てきます。

セラミックの被せ物の寿命は10~20年程度とされています。セラミックの被せ物を改めて作り直す場合、初回とほぼ同額の費用が発生します。

一般的な矯正治療では定期検診とメンテナンスを徹底すれば、大きな追加費用なしでも長期間よい状態を維持できます。

セラミック矯正ができない人とは?

歯を気にする男性

セラミック矯正ができないのはどのような人でしょうか。確認しましょう。

歯がない人

セラミック矯正は、歯を削って被せ物を被せる治療です。土台となる歯がない場合は、クラウンを被せられません。例えば、虫歯で抜歯して歯がない場合などは、セラミック矯正は選択できないでしょう。

重度の虫歯の人

重度の虫歯がある場合、まずは虫歯の治療を行います。虫歯がある状態でセラミックを被せてしまうと、中で虫歯が進行して抜歯が必要になる可能性があるからです。

虫歯の治療が完了した後であれば、セラミック矯正を行うことができます。

重度の歯周病の人

歯周病は、歯を支える骨が炎症によって破壊される病気です。セラミック矯正では、健康で安定した歯に被せ物をしなければなりません。歯周病が進行している場合、歯が不安定なためセラミック矯正は向いていません。

乳歯の歯並びを整えたい人

乳歯は、将来抜けることが前提の歯です。乳歯が抜けるとセラミックの被せ物が無駄になるので、乳歯にセラミック矯正を行うことはありません。

乳歯が抜け落ちて永久歯が生え揃った後に、歯並びや噛み合わせを評価して必要に応じて矯正治療を検討するのが一般的です。

麻酔のアレルギーがある人

セラミック矯正では、歯を削る際に麻酔を使用します。麻酔のアレルギーがある場合、セラミック矯正を受けることは困難でしょう。麻酔を使用しない他の治療法を選択する必要があります。

セラミック矯正ができないときはどうしたらいい?

歯列矯正の選択肢

セラミック矯正ができないときは、目的に応じて別の治療法を選択しましょう。歯並びを改善したい場合は矯正治療、色を改善したい場合はホワイトニングが向いているかもしれません。

矯正治療

矯正治療は、実際に歯を移動させて歯並びを整える治療です。セラミック矯正のように短期間で終わる治療ではないので注意しましょう。また、ある程度の時間がかかります。

具体的な治療方法としては、マウスピース矯正やワイヤー矯正が挙げられるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える治療です。マウスピース矯正の特徴は、透明で目立たないこと、取り外しが可能なこと、通院回数が少ないこと、痛みが少ないことです。

セラミック治療のように短期間で治療は完了しませんが、歯並びの問題を根本的に改善できます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、金属やセラミックのブラケットを歯に装着し、ワイヤーを通して歯を動かす矯正治療です。ワイヤー矯正は、出っ歯や受け口といった大きく歯を移動させる必要のある歯並びの問題にも、幅広く対応できます。

ホワイトニング

歯の色が気になることでセラミック矯正を検討していた場合は、ホワイトニングを行うと良いでしょう。セラミックほどの白さにはならない可能性がありますが、今の色よりも白くすることは可能です。

歯並びの乱れも改善したい場合は、矯正治療を受けてからホワイトニングを受けましょう。歯並びが悪い状態でホワイトニングを受けると、薬剤が届かない箇所が生じます。歯並びが整ったときに色むらができる可能性があるので、先に歯並びを整えましょう。

まとめ

歯の模型

セラミック矯正は、短期間で歯並びの見た目を改善できる治療です。一般的な矯正治療とは異なり、歯を動かすことなく歯にセラミックの被せ物をするだけで治療が完了します。

セラミックの被せ物をするためには、土台となる歯がしっかりしている必要があります。抜歯をしていて歯が無い場合や、虫歯の治療が終わっていない場合、重度の歯周病の場合は、セラミック矯正を選択できません。

セラミック矯正ができない場合でも、マウスピース矯正やワイヤー矯正、ホワイトニングなど、審美性を高める治療法は他にもあります。歯科医師と相談して、ご自身が納得できる治療を選択しましょう。

セラミック矯正をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

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