秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2024年4月13日
セラミックの歯の着色汚れが気になって、ホワイトニングを検討する方もいるかもしれません。
セラミックの歯はホワイトニングで白くできるのでしょうか。また、セラミックの歯に付着した着色汚れを落とすためにはどうしたらよいのでしょうか。
本記事では、セラミックの歯をホワイトニングで白くできるのか解説します。セラミックの歯の着色汚れを落とす方法についても解説しますので、セラミックの歯の着色汚れが気になるという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
セラミックとは、虫歯治療のあとに使われる詰め物や被せ物の材料の一種です。もともと詰め物や被せ物の選択肢は金属のものが一般的でした。
しかし、近年ではセラミックを選ぶ方が増えてきているといわれています。
セラミックの最大の特徴は、審美性が高い点です。白く透明感があるセラミックは自分の歯と見間違えるくらい、自然の歯に近い色合いをしています。そのため、口を大きく開けても虫歯治療をしたことが分からないでしょう。
また、セラミックは強度が高いため、自分の歯と同じように硬いものを思い切り噛めるというメリットもあります。
加えて、セラミックは汚れが付着しにくい素材であるため、虫歯になりにくいという点もメリットといえるでしょう。
ホワイトニングとは、広義でいうと歯を白くするための治療方法です。
ホワイトニングには、歯科医院でおこなえるものと自宅でおこなえるものがあります。以下にそれぞれの特徴を詳しく解説します。
オフィスホワイトニングとは、歯科医院でおこなうホワイトニングのことです。高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗って、光線を照射します。所要時間は1時間程度ですが、3〜6回程度の通院が必要です。
ほかのホワイトニングよりも短期間で歯を白くできますが、歯の色が後戻りするのが早い場合があります。人によっては知覚過敏の症状が出ることもあるでしょう。
ホームホワイトニングとは、自宅でおこなうホワイトニングのことです。患者さんの歯型を取って作られた専用のトレーに薬剤を入れ、歯に装着することで歯を白くします。
オフィスホワイトニングに比べると白さを実感できるスピードが遅いといわれる一方、オフィスホワイトニングよりも後戻りが少なく、自然な白さを手に入れられます。
セラミックの歯は表面がつるつるとした素材でできているため汚れがつきにくいといわれています。また、金属を使用していない分、色の変化も起こりにくいことが特徴です。
しかし、黄ばまないというわけではありません。
セラミックの歯が黄ばむ原因は、次の通りです。
セラミックの歯が黄ばむ原因として経年劣化があります。セラミックの詰め物・被せ物を装着してから時間が経つと少しずつ素材が劣化して、黄ばむことがあるのです。
特にプラスチックが含有されているハイブリットセラミックは、オールセラミックやジルコニアなどとくらべて黄ばみやすいといわれています。ハイブリットセラミックを選択すると、経年劣化による黄ばみが目立つようになるかもしれません。
飲食物によってセラミックの歯に着色汚れがつくこともあります。
特に、以下のような色の濃い食べ物や飲み物は着色汚れがつきやすいです。
・コーヒー
・お茶
・ケチャップ
・ソース
・ブルーベリー
・ザクロ
・ワイン
・カレー
・ミートソーススパゲティ
また、タバコに含まれるヤニも歯が黄ばむ原因のひとつです。
セラミックを含む人工歯はホワイトニングで白くできません。もし、セラミック治療とホワイトニングの両方を検討している場合にはホワイトニングを先におこないましょう。
セラミックの歯がある状態でホワイトニングをすると、セラミック歯とホワイトニングで白くした天然の歯の色に統一感がなくなる可能性があります。
セラミックの歯の白さは調節できます。ホワイトニングを行ったあとにセラミック治療を受ければ、ホワイトニングをしたあとの天然歯の色に合ったセラミックを入れることができるでしょう。
セラミックの歯はホワイトニングで白くできませんが、着色汚れを落とす手段がまったくないというわけではありません。
セラミックの歯の着色汚れを落とす方法を、以下に解説します。
セラミックの歯の着色汚れが気になる場合は、歯科医院でクリーニングを受けるとよいでしょう。歯科医院でクリーニングを受けることで、セラミックの歯に付着した着色汚れを除去できる可能性があるためです。
歯科医院のクリーニングでは専用の機械を使用して、毎日のセルフケアでは落としきれない着色汚れも除去します。また、着色汚れだけでなく、ふだんの歯磨きでは落としきれない細かい部分に付着した汚れも徹底的に除去できるため、虫歯や歯周病の予防にも効果があります。
セルフホワイトニングとは、自分で施術を行うホワイトニングの方法です。重曹やポリリン酸、炭酸カルシウムなどを用いて着色汚れを落とします。
セルフホワイトニングで歯の表面に付着したある程度の着色汚れは落とせますが、歯に染みついている着色汚れまでは落とせません。
歯の内部に染みついた着色汚れを落とすためには過酸化水素を使用しますが、セルフホワイトニングではこの過酸化水素は使用できません。
セルフホワイトニングでは根本的に歯を白くすることはできないと考えておいたほうがよいでしょう。
セラミックの歯はホワイトニングで白くできないけれど、それでもセラミックの歯を白くしたいと考える方もいるかもしれません。
セラミックの歯を白くしたいときには、次の2つの方法があります。
セラミックの歯を白くしたい場合、再度セラミック治療を受けることが選択肢として挙げられます。
再度セラミック治療を受けることで、きれいな白い歯を取り戻せます。また、再治療の前にホワイトニングをおこなえば、天然歯も含めてきれいな歯を手に入れることができるでしょう。
また、再度セラミック治療を受ける場合は、着色汚れがつきにくいオールセラミックやジルコニアなどの素材を選ぶとよいでしょう。
ホワイトコートや歯のマニュキュアをセラミックのうえに塗ることで、歯の白さを実現できます。
ただし、持続期間は1〜3か月程度と短いため、何度も施術を受けなければなりません。
セラミックの歯には汚れがつきにくいといわれているものの、経年劣化や色の濃い飲食物の摂取などによって着色汚れが付着することがあります。
ホワイトニングをすればセラミックの歯を白くできると考える方がいるかもしれませんが、ホワイトニングの施術は自然歯を白くする施術のため、残念ながらセラミックなどの人工歯は白くできません。
セラミックの歯に付着した着色汚れが気になるという方は、歯科医院でクリーニングを受けることで落とせる可能性があります。
また、セラミックの歯を白くしたい場合には、再度セラミックの治療を検討する、あるいはホワイトコートなどを使用することを検討してもよいかもしれません。
セラミック治療をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。