秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年7月27日
白くて透明感のあるきれいなセラミック歯は、できるだけ長持ちさせたいと思う方が多いでしょう。セラミック歯を長持ちさせるには、毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのクリーニングが大切です。
今回は、セラミック歯に歯磨き粉を使ってもよいのかどうかについて解説します。セラミック歯を長持ちさせる歯磨きのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
食後などに歯を舌で触ると、天然歯がザラついていても、セラミック歯はツルツルしていてザラつくことは少ないでしょう。セラミックには、天然歯と比べて汚れが付きにくい特徴があるからです。そのため、保険適用のレジンや銀歯などよりも虫歯になるリスクが低いといえます。
しかし、まったく汚れがつかないわけではありません。セラミック歯を長持ちさせるには、毎日歯磨きすることが大切です。
セラミック歯に歯磨き粉を使ってもよいのか疑問に思う方もいるかもしれません。結論からお伝えすると、歯磨き粉を使っても問題ありません。歯磨き粉を使って歯磨きすることで効率的に汚れを除去できるため、セラミック歯だけでなく、ほかの歯の虫歯や歯周病予防にも効果が期待できます。
特に、セラミックと歯の境目やセラミックと歯茎の境目には汚れが付着しやすいため注意が必要です。セラミックの被せ物の場合、セラミックと歯茎の境目に溜まった汚れが原因で、気づかない間に虫歯になるかもしれません。
セラミック歯を長持ちさせるためだけでなく、お口の健康を守るためにも、歯磨き粉を使って毎日歯を磨くことが大切です。
市販の歯磨き粉をみると「研磨剤入り」と書かれているものが多いです。研磨剤とは、歯の表面についた汚れを効率的に落とす成分のことを指します。
研磨剤が入った歯磨き粉を使うことで、タバコのヤニやワインやコーヒー、カレーなどの食べ物による、歯磨きだけでは落としにくい着色汚れを効果的に落とせます。
着色汚れが落ちやすいことはメリットですが、研磨剤入りの歯磨き粉は歯の表面を傷つけるおそれがあることがデメリットです。研磨剤の入った歯磨きを毎日使い続けることで、自分の歯やセラミック歯の表面に細かな傷がつき、削れてしまう可能性がないわけではありません。歯の表面に細かな傷がつくと、新たな汚れが付着しやすくなります。
セラミック歯の場合、研磨剤によってセラミック自体が欠ける・割れる原因になり、セラミック歯の寿命を縮める可能性があるため注意が必要です。
セラミック歯がある場合は、研磨剤の入っていない歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。市販の歯磨き粉には研磨剤が入っていることが多いため、歯科医院で売っている歯磨き粉を購入すると安心して使用できます。
セラミック歯を長持ちさせるための歯磨きのコツを、3つご紹介します。
セラミック歯に限らず、正しい歯磨きのポイントは、優しく歯磨きすることです。力強く歯磨きすると汚れが取れると思う方も多いですが、歯の表面が削れる、歯茎が下がる、知覚過敏になるなどのリスクがあるため注意が必要です。特に、セラミック歯は汚れが付着しにくいため、力を入れてゴシゴシ磨く必要はありません。
正しい歯磨きを行うポイントは、以下の3点です。
・歯ブラシを鉛筆持ちする
・毛先が曲がらない程度の力で磨く
・小刻みに動かす
歯ブラシを鉛筆持ちすることで余計な力が入るのを防ぎ、優しい力で歯磨きできます。歯ブラシをグーで握って持つと、力が入りすぎることが多いので注意してください。
歯ブラシを歯に当てた際に、歯ブラシの毛先が曲がっている場合は力を入れすぎています。毛先が曲がらない程度の力で十分に汚れを除去できるので、優しく磨きましょう。
大きく歯ブラシを動かすと歯に汚れが残りやすいです。小刻みに動かして磨いてください。1本の歯に対して10~20回ほど細かく磨くと、磨き残しを減らせるでしょう。
セラミック歯を長持ちさせるためには、かためではなく、やわらかめ、もしくはふつうのやわらかさの歯ブラシを選びましょう。かための歯ブラシで毎日歯を磨くと、歯の表面に細かな傷がつき、将来的にセラミック歯の破損につながるかもしれません。
歯ブラシの交換は、月に一度行うとよいでしょう。同じ歯ブラシを使い続けると、菌が繁殖した歯ブラシで歯を磨くことになります。毛先が広がると歯の汚れが落ちづらくなるので、毎月新しいものに交換しましょう。
毎日歯磨きをしていても、歯と歯の間などの細かい部分は歯ブラシが入りづらく、磨き残しが生じます。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどの補助用具を使って磨くとよいでしょう。歯と歯の間にはフロスや歯間ブラシ、奥歯の裏側や歯と歯が重なっているところにはタフトブラシを使用すると、効率的に歯磨きできます。
補助用具を使って磨き残しを減らすことで、セラミック歯を長持ちさせることが可能です。ほかの歯の虫歯や歯周病予防にもつながるため、積極的に使用しましょう。
セラミック歯を長持ちさせるには、毎日のセルフケアにくわえ、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。
磨き残しは2~3日で歯石に変化し、歯石になると歯科医院で専用の機械を使用しなければ取り除けなくなります。そのため、毎日の歯磨きでの磨き残しをなくし、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切なのです。定期的に歯科医院に通うことで、虫歯や歯周病のチェック、セラミック歯に不具合がないかなど、口腔内全体を確認してもらえます。
虫歯や歯周病は、初期段階では症状がないことが多いため、気づかない間に進行しているかもしれません。自覚症状がなくても、3~4か月に一度の頻度で定期的に歯科医院に通いましょう。定期的に歯科医院に通っていれば、セラミック歯に不具合が出た場合や虫歯になった場合でも、早期に対処できます。
また、セラミックは陶器素材なので、衝撃に弱いです。もともとの噛む力が強い方や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、ご自身の噛む力によってセラミック歯が割れることがあるため、定期的なチェックが欠かせません。
歯ぎしりや食いしばりは就寝中の無意識下で行われていることが多いため、癖を治すことは難しいといわれています。就寝中はナイトガードを使用するなど、セラミック歯への負担を軽減する必要があるでしょう。
歯ぎしりや食いしばりがある場合、定期的にマウスピースを確認し、セラミック歯にひびが入っていないか、顎関節に影響は出ていないかなどを歯科医院でチェックしてもらうことが大切です。
お口の中にセラミック歯があっても、歯磨き粉で歯磨きして問題ありません。
ただし、研磨剤が入っている歯磨き粉を使うと、歯の表面が削れる原因になるため注意が必要です。特にセラミック歯の場合、将来的に破損する原因になるかもしれません。市販の歯磨き粉は研磨剤が入っていることが多いため、歯科医院で売っているものを選ぶとよいでしょう。
セラミック歯を長持ちさせるには、毎日の歯磨きにくわえ、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。定期的に歯科医院に通うことで、セラミック歯に不具合が出ている場合や虫歯になった場合にも、早期に対処できます。何も症状がなくても、3~4か月に一度の頻度で歯科医院に通いましょう。
セラミック歯をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。