秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年4月26日
セラミックの歯は、耐久性の高さから銀歯よりも虫歯になりにくいといわれています。
ただし、必要なケアを怠ると、セラミックの歯でも虫歯を発症する可能性があるのです。今回は、セラミックの歯が虫歯になりにくい理由とセラミックの歯を虫歯から守るためのポイントを解説します。
目次
セラミックの歯と銀歯はそれぞれ素材が異なるため、虫歯のなりやすさにも違いがあります。
銀歯は、時間の経過や熱により変形するため、歯と銀歯の間にすき間ができやすいです。また、傷ができやすい素材のため、細かい傷がたくさんできることで細菌が溜まりやすくなり、虫歯になりやすいといえます。
一方、セラミックは耐久性に優れているため、熱や時間の経過によって変形するリスクがかなり低いです。そのため、天然の歯との間のすき間が銀歯よりできにくいです。
以上のことから、セラミックの歯と銀歯を比較すると、セラミックの歯の方が虫歯になりにくいといえます。
しかし、セラミックの歯でもケアを怠ると虫歯になることがあります。日頃から丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが重要です。
セラミックの歯は、天然の歯との間にすき間ができにくいことから、銀歯より虫歯になりにくいといわれています。
セラミックの歯が虫歯になりにくい理由は、以下のとおりです。
セラミックは、耐久性がよい素材です。
熱や唾液によって変形するリスクがほとんどないため、天然の歯との間にすき間ができにくくなります。結果、汚れが溜まりにくくなるので虫歯のリスクが低減されるでしょう。また、温度による膨張も起こらないので、半永久的に形状が維持されます。
セラミックは陶器のため、表面がつるつるしています。
耐久性に優れ、傷ができにくく表面が滑らかな状態が続くため、汚れが付着しにくいといえるでしょう。
セラミックは、銀歯よりも色や形を精密に調整して仕上げます。
接着力が強いため、すき間ができにくく、長時間経過しても細菌が入り込みにくい仕組みです。
銀歯が虫歯になりやすい理由は、主に金属製であることが関係しています。唾液や熱に弱く、傷ができやすいことからプラークが溜まりやすいです。
銀歯が虫歯になりやすい理由は、以下のとおりです。
銀歯は、熱に弱い素材です。
温度によって膨張することや収縮することがあるので、天然の歯と段差ができることがあります。段差やすき間が生じると汚れが溜まりやすくなり、虫歯のリスクも高まります。
銀歯に含まれる金属は、唾液によって溶けだします。
銀歯が溶けだすと形が変形するため、天然の歯との間にすき間が発生します。天然の歯との間のすき間に汚れが溜まり、細菌が繁殖することで虫歯を発症するのです。
銀歯は金属のため衝撃に強いですが、目に見えない細かい傷ができやすい素材です。できた傷に汚れが溜まると細菌が繁殖します。
細菌の繁殖は、虫歯の原因だけでなく、口臭の原因になります。細かい傷に入り込んだ汚れは歯ブラシだけで落としにくいため、毎日歯磨きをしても細菌が増えるでしょう。
セラミックのメリットは、虫歯になりにくいだけでなく、審美性や耐久性、生体親和性の高さが挙げられます。セラミックの歯のメリットは、以下のとおりです。
セラミックは、天然の歯のような自然な色を再現できて、黄ばみにくく、長もちします。銀歯以外にレジンというプラスチック素材も保険適用で治療可能ですが、着色汚れに弱いのが欠点です。
コーヒーや紅茶などを日常的に摂取していると、天然の歯とレジンの歯の色に差がでることがあります。セラミックは色素沈着しにくい素材なので、長期間白い色が持続します。
セラミックは、適切なケアを行えば、10〜20年ほどとかなり長もちします。
セラミックは耐久性に優れた素材のため、長期間使用しても破損しにくく、再治療のリスク低減につながります。結果的に歯のダメージをさけられ、費用の負担もおさえられるでしょう。
金属アレルギーがある方は、銀歯の治療を受けることはできません。
しかし、金属アレルギーがない方でも、銀歯の治療後に金属アレルギーを発症するケースがあります。唾液により溶かされた金属イオンは、体内に吸収され、取り込まれた金属イオンが蓄積すると金属アレルギーを発症する場合があります。
一方、セラミックは金属が含まれていないため、金属アレルギーを心配する必要がありません。
銀歯は、溶けた金属が歯茎に接触することで黒ずむ場合があります。
歯茎の黒ずみは不健康な印象を与えかねません。歯茎が黒ずんで改善したい場合、さらに治療が必要となります。
一方、セラミックは歯茎に影響することがないので、見た目を美しく保つことができます。
セラミックは、製作の際に色や形を細かく調整できるため、天然の歯と見分けがつかないほど自然な見た目で、つやがあります。
歯は、その人の印象を大きく左右します。特に、初対面の場合、銀歯があって歯茎が黒ずんでいるとあまりよいイメージをもたれないでしょう。
一方、セラミックは、自然な見た目から清潔感や健康的な印象を与えることができます。
セラミックの歯を虫歯から守るには、天然の歯と同様に、周囲の歯や歯茎の健康を維持するために適切なケアが必要です。
セラミックの歯を虫歯から守るためのポイントは、以下のとおりです。
毎食後、就寝前に歯磨きしましょう。
就寝中は唾液の分泌量が低下し、細菌が増殖しやすくなるため、就寝前の歯磨きは特に重要です。汚れが溜まっていると虫歯になるリスクが高くなるので、丁寧なブラッシングが必要です。歯の表面だけでなく、歯周ポケットも意識して歯ブラシを斜め45度に傾けましょう。
また、歯を磨く際は小刻みに動かすと効果的です。電動歯ブラシを使用するのもよいでしょう。
1日1回でよいので、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯間に詰まった食べかすやプラークを取りのぞきましょう。ブラッシング同様、就寝前に行うのがよいでしょう。
歯間は、歯ブラシだけで汚れを落としにくい部分です。歯ブラシでいくら丁寧に歯の表面を磨いても、歯と歯の間の汚れを落とさない限り歯間に虫歯ができてしまいます。プラークは、2日ほどで歯石へと変化します。歯石になると石のように硬くなり、通常の歯磨きだけでは落とせなくなるので注意しましょう。
定期的な検診とクリーニングは汚れを除去し、虫歯予防となるため、セラミックを長もちさせることができるでしょう。
また、二次虫歯でも、早期に発見や治療ができるので歯のダメージをおさえられます。一般的に、3〜6か月ごとの通院が推奨されています。
糖分は虫歯菌のエサとなります。糖分を多く含む食べ物や飲み物を日常的に摂取している場合は、虫歯になる可能性が高くなります。
摂取したあとは、うがいをしたり水を飲んだりして口腔内に残った糖分を流しましょう。
キシリトールは、虫歯の原因であるミュータンス菌の代謝を阻害し、歯に悪影響をおよぼす酸の生成をおさえる作用があります。また、ガムを噛むことにより唾液の分泌が促進されます。
唾液には「口腔内の洗浄」「酸性に傾いた口腔内を中性に戻す」「歯を再石灰化する」などの作用があり、虫歯予防に効果的です。キシリトールガムは、口腔内の細菌の活動が抑制され、虫歯のリスクを下げることにつながります。
二次虫歯は、詰め物や被せ物により見た目からは気づきにくく、痛みで発覚することも多いでしょう。神経を除去している場合は、かなり進行するまで気づかないかもしれません。二次虫歯は、歯を失う原因になります。虫歯を繰り返すと歯へのダメージも大きくなり、結果的に抜歯が必要になることもあるでしょう。
セラミックは、虫歯になりにくい詰め物、被せ物です。費用が高いなどのデメリットがありますが、歯の寿命を長くしたい方はセラミックを検討するのもよいでしょう。
セラミックをご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。