秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2025年1月4日
ブリッジ治療は、失った歯を補うための一般的な方法です。虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った際、健康な隣接歯を利用して人工歯を固定します。
保険適用や自費診療により費用は異なりますが、治療後の快適な使用感と自然な見た目が大きな魅力です。
本記事では、ブリッジ治療の概要と費用について解説し、他の補綴治療との比較も行います。
目次
歯のブリッジ治療は、虫歯や歯周病、外傷などによって失われた歯を補うための治療方法です。この治療法では、失った歯の両隣にある健康な歯を削り、その歯を土台にして橋のように人工歯を固定します。
ブリッジは取り外しができず、接着剤を使ってしっかりと固定されます。そのため、治療後はご自身の歯と同じように食事をしたり会話をしたりすることが可能です。また、見た目も自然に仕上がるため、審美性にも優れています。
ただし、支えとなる両隣の歯には通常よりも大きな負担がかかるため、日々のメンテナンスや定期的な歯科検診が非常に重要です。
歯のブリッジ治療には、保険適用のものと自費診療になるものがあります。保険適用の条件や素材の選択によって、費用や治療内容が異なるため事前に確認することが重要です。
保険が適用されるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。主に治療する歯の位置や本数、両隣の歯の状態、そして使用する素材に関する規定によって決まります。
具体的には、1本または連続した2本の歯の欠損が主な対象です。前歯の場合は最大で4本まで保険が適用されます。
支台となる歯の状態も重要で、ブリッジを支える隣の歯が健康であることが条件です。また、奥歯の一番後ろ(7番)の欠損など、両隣に歯がない場合でも条件を満たせば保険の適用が可能です。
ただし、延長ブリッジと呼ばれる特殊な治療では、適用範囲がさらに限定されます。
保険が適用される素材は、基本的に金属です。目立ちやすい前歯や小臼歯(4番、5番)、下の奥歯(6番)では、金属に白い硬質レジンを被せた硬質レジン前装冠が使用できます。
上下の大臼歯(7番)が全て揃っている場合や金属アレルギーがある場合は、CAD/CAM冠という白い素材が選択可能です。
保険が適用されるブリッジでは、上述した通り使用できる素材などに制限があります。最低限の歯の機能を補うことは可能ですが、審美性や耐久性を高めることはできません。安価に作成できる、治療期間が自費診療のブリッジより短い傾向があるなど、メリットもあります。
自費のブリッジでは、使用する素材や器具に制限がありません。治療費が高額になりやすく、装着できるまでに時間がかかることもありますが、審美性・耐久性を高めることが可能です。
特に、自費で選択できるセラミックは天然歯の艶や透明感、色調を再現でき、自然な仕上がりを目指せます。
保険適用の場合、1本あたり1万円から2万円程度が費用相場です。自由診療では5万~数十万となっています。
保険適用の場合、使用される素材や治療部位によって費用が異なりますが、リーズナブルな価格で治療を受けることが可能です。前歯は1本あたり約2万円、奥歯は1本あたり約1万円が目安です。
ブリッジ本体の費用なので、これに加えて診察料やメンテナンス費用がかかります。診察やメンテナンスの費用は、1回につき1,000円~3,000円程度が目安です。
自由診療の場合、素材や治療内容によって費用が大きく変動します。主な素材ごとの費用目安は、以下のとおりです。
・ジルコニア:10万~15万円
・オールセラミック:8万~12万円
・メタルボンド:8万~10万円
・ハイブリッドセラミック:5万~8万円
診察料やメンテナンス料は含まれていません。これらは別途必要で1回あたり1,000円~3,000円程度が一般的です。
ジルコニアは透明感があって見た目が美しいだけでなく、非常に強度が高いため奥歯の治療にも使用可能です。天然歯よりも硬いため、対合歯に負荷がかかる可能性があることがデメリットでしょう。
オールセラミックは全体がセラミックでできており、自然な見た目を再現しやすい素材です。特に前歯の治療に使用されることが多いですが、強度がやや低いため割れる可能性があります。
メタルボンドは、金属の上にセラミックを焼き付けた素材です。強度と審美性のバランスが良い素材です。金属アレルギーのリスクがあること、角度によって金属部分が透けて見える可能性があることに注意が必要です。
ハイブリッドセラミックは、プラスチックとセラミックを混ぜた素材です。費用が安価な点が特徴ですが、見た目や耐久性は他の素材に比べて劣る場合があります。
歯のブリッジを長持ちさせるためには、日常的なケアに加え、定期的な歯科医院でのメンテナンスが欠かせません。ブリッジは汚れが溜まりやすい構造をしており、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まるため、適切なケアが重要です。
歯科医院でのメンテナンス費用は1回あたり1,000~3,000円程度で、保険が適用されるケースが多いです。経済的負担を抑えながら、定期的なケアを受けられます。
メンテナンスの頻度は3か月に1回が推奨されています。内容としては、ブリッジの隙間や歯茎との接触部分の清掃、歯や歯茎の健康状態の確認が行われます。
定期的なクリーニングにより、虫歯や歯周病の早期発見が可能になり、さらなる治療費の増加を防ぐ効果も期待できます。
歯を失った場合、ブリッジ治療の他に選択肢となるのが、入れ歯やインプラントです。それぞれの治療には特徴があり、費用や治療の内容、期間などが異なります。
<各治療法の特徴と費用の目安>
治療方法 | 費用の目安 | 特徴 |
---|---|---|
ブリッジ | 1万円~数十万円 | ・隣接歯を支えに人工歯を装着する ・短期間で治療可能 |
部分入れ歯 | 5,000円~2万円 | ・保険適用で低コスト ・隣接歯を削らずに治療可能 |
インプラント | 30万円~50万円 | ・顎骨に人工歯根を埋め込む ・自然な咀嚼感を得られる |
前述の通り、歯のブリッジは、欠損した歯の両隣にある歯を支えとして人工歯を装着する治療方法です。保険が適用される場合の費用はおおよそ1本あたり1万円から2万円程度です。保険外での治療では、使用する素材によって費用は変動します。
ブリッジの利点は、治療期間が短いことと、外科的な処置が不要な点です。
ただし、健康な隣接歯を削る必要があるため、歯の寿命が短くなる可能性があります。また、ブリッジ部分の清掃が難しく、虫歯や歯周病のリスクがあるため日々のケアが重要です。
部分入れ歯は、欠損部分に義歯を装着して歯の機能を補う方法です。保険適用の場合、費用は約5,000円から2万円程度と、ブリッジよりもさらに低コストで治療可能です。自由診療を選択する場合、使用する素材や技術により費用は大きく変動します。
入れ歯の利点は、隣接する歯を削る必要がないことです。
ただし、取り外し式であるためズレや緩みが生じやすく、咀嚼の感覚に影響を与える場合があります。また、長期間使用すると顎の骨が痩せて義歯が合わなくなることがあるので、定期的な調整や作り直しが必要です。
インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療方法です。この方法は自由診療で行われることが一般的で、費用は1本あたり30万円から50万円程度が目安です。治療内容や素材、歯科医院によって費用が異なる場合があります。
インプラントの最大の利点は、隣接する歯に影響を与えずに治療ができることです。また、顎の骨に固定されるため、ブリッジや入れ歯と比べて自然な咀嚼感が得られます。
ただし、外科的な処置を伴うため、治療期間が数カ月から半年以上と長期にわたるケースが一般的です。
ブリッジ治療は、失った歯を補うための効果的な方法で、保険適用と自費診療の選択肢があります。保険治療の場合費用は抑えられますが、見た目や耐久性に制限が生じるケースがあります。
自費診療では、より自然な仕上がりと耐久性を期待できますが、費用は高額になる場合があります。
治療方法や素材の選択は、個々の口腔状態や予算に応じて決定することが重要です。自分に合った治療法を選ぶためには、歯科医師との十分な相談が欠かせません。
歯のブリッジ治療をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。
当院では、ホワイトニングや審美歯科、虫歯・歯周病治療、入れ歯やインプラントの治療も行っています。診療案内はこちら、ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。