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セラミック矯正のメリットとデメリットは?治療の流れも解説!

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2024年3月23日

セラミック矯正のメリットとデメリットを比較するイメージ

セラミック矯正を検討しているけれど、デメリットはあるのか疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

セラミック矯正とは、セラミックという審美性の高い被せ物を使用して、歯の見た目を整える治療法です。審美性が高いなど多くのメリットがある治療法ですが、デメリットも存在します。

メリットだけでなく、デメリットも理解したうえで治療を受けるか検討することが重要です。

今回は、セラミック矯正のメリットやデメリットについて詳しく解説します。治療の流れも解説しますので、セラミック矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック矯正とは?

セラミック矯正のイメージ

セラミック矯正とは、セラミックでできた被せ物を使って、歯並びを整えていく方法です。

矯正治療のように、歯を動かすわけではありません。元々の自分の歯を削り、上から被せ物をして歯並びがきれいに見えるようにしていきます。矯正治療というよりは「審美歯科治療」といえるでしょう。

歯並びを整えられる範囲は限られており、歯と歯の間の隙間や歯の捻れ、傾きなどが対象です。大幅に歯並びを変えることはできません。

セラミックは、陶器と同様の素材でできており、透明感がある白さを再現できるため、天然歯とほとんど変わらない見た目です。色味も選択でき、希望に合わせた明るさと白さで、美しい口元を作ることができます。

セラミック矯正のメリット

セラミック矯正のメリットイメージ

セラミック矯正のメリットは、以下のとおりです。

治療期間が短い

歯列矯正は歯を動かして歯並びを整える治療のため、半年〜2年程度の治療期間が必要です。

一方、セラミック矯正は自分の歯を動かすわけではなく、被せ物で歯並びを整えるため治療期間が短いです。治療期間は1〜3か月が一般的でしょう。

そのため、結婚式を控えている方など、急いで歯並びを整えたいという方に適しているかもしれません。

矯正中の見た目を気にする必要がない

ワイヤー矯正の場合、歯の表面にブラケットやワイヤーといった矯正装置を装着します。そのため、矯正中の見た目が気になるという方もいるでしょう。

一方、セラミック矯正は「矯正」という言葉がついているものの、矯正装置をつけて歯並びを整える治療法ではありません。矯正装置による見た目を気にする必要がない点は大きなメリットといえるでしょう。

費用を抑えられる

セラミック矯正は自費治療になりますが、ワイヤー矯正などの矯正治療と比較すると費用が抑えられます。自費治療のため歯科医院によって費用は異なりますが、セラミックの被せ物1本あたり8万円〜18万円程度が相場です。

ワイヤー矯正などの歯列矯正の相場は60万円〜150万円程度であるため、セラミック矯正のほうが費用を抑えられるでしょう。

歯の色を白く明るくできる

セラミック矯正で使用するセラミックの被せ物の色味は自分で選択できます。今よりも明るく白い歯にしたいなどの希望を叶えることもできるでしょう。

セラミック矯正のデメリット

セラミック矯正のデメリットイメージ

見た目が良くなるセラミック矯正ですが、デメリットもあります。デメリットも踏まえた上で治療を選択することが大切です。

セラミック矯正のデメリットは、以下のとおりです。

自分の歯を削らなくてはならない

セラミック矯正の場合、セラミックを被せるために自分の歯を削る必要があります。どんなに優れた被せ物でも、天然の歯よりも良いものはありません。自分の歯を削って犠牲にしなくてはいけない点はデメリットといえるでしょう。

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

セラミックの被せ物は保険が適用される被せ物と比べると、劣化しにくく、また汚れが付きにくいといわれています。

しかし、使用するうちに天然の歯と被せ物の間にわずかな段差ができることがあります。段差ができると汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるでしょう。

作り直しに費用がかかる

セラミックの歯は、しっかり手入れを行えば10年〜20年程度、またはそれ以上もつと言われていますが、破損するなどして作り直しが必要になるケースも考えられます。作り直しになる場合には、再度費用がかかります。

セラミックの歯は、陶器と同様の素材です。急激に強い力がかかると割れる可能性があります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合には、就寝時に専用のマウスピースを装着するなどして、セラミックの歯を守るなどの対策が必要です。

痛みやしみる症状が出ることがある

セラミックの被せ物をする際に、歯を大きく削る必要があるため、場合によっては痛みやしみる症状が出ることがあります。削る範囲が大きくなればなるほどリスクは高くなります。

場合によっては、神経を取る治療をしなくてはならず、歯の寿命が短くなる可能性もあるでしょう。

わずかな歯並びの調整にのみ対応できる

セラミック矯正では歯の位置を動かすことはできません。セラミック矯正は、わずかな歯並びの調整のみ対応できます。歯と歯の間のわずかな隙間やズレ、歪み、傾きなどを調整できる治療法なのです。

歯を大きく動かして歯並びを整えたい場合には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの歯列矯正を選択したほうがよいかもしれません。

セラミック矯正の治療の流れ

セラミック矯正の治療の流れのイメージ

セラミック矯正は、以下の流れで行われます。

1.初診・カウンセリング
2.検査
3.セラミックを被せるための土台作り
4.型取り
5.セラミックの被せ物のセット
6.定期検診・メンテナンス

それぞれについて、以下に詳しく解説します。

初診・カウンセリング

まずはカウンセリングでどの部分の歯並びを治したいのか、希望をうかがいます。セラミック矯正で治療できるかどうか、またセラミック矯正を行う場合はどれくらいの費用がかかるのかなど歯科医師から説明を受けます。

検査

治療を開始する前にレントゲン撮影などの検査を行います。虫歯や歯周病などが見つかった場合には、セラミック矯正の治療を開始する前に虫歯・歯周病の治療を行います。場合によっては、神経の治療を行うこともあるでしょう。

セラミックを被せるための土台づくり

歯並びを治したい部分の歯の傾きやねじれを考慮して、セラミックを被せるための土台づくりを行います。

歯を削ってからセラミックの被せ物が入るまで時間がかかります。仮歯の作成を行い、セラミックの被せ物ができるまでは仮歯を装着してもらいます。

型取り

セラミックの被せ物を作るための型取りを行います。色味などを歯科医師と相談しながら決めていきます。

セラミックの被せ物のセット

セラミックの被せ物が完成したらセットします。同時に噛み合わせの調整を行います。

定期検診

セラミックの被せ物が入ったあとは、定期検診を受ける必要があります。セラミックの被せ物の寿命を延ばすことにもつながるため、定期的に歯科医院を受診して、セラミックの被せ物の状態を確認してもらいましょう。

まとめ

セラミック矯正をする女性

今回は、セラミック矯正のメリット・デメリットや治療の流れについて解説しました。

セラミック矯正は、セラミックの被せ物を使用して歯並びを整える方法です。被せ物を使用して、歯と歯の間の隙間や傾き、ズレなどを整えていきます。ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように歯を動かして歯並びを整える治療法ではありません。

セラミック矯正には短期間で治療できる、矯正中の見た目を気にする必要がないなどのメリットがあります。

一方で、自分の歯を削らなくてはならない、虫歯・歯周病のリスクが高くなるなどのデメリットもあります。

治療を後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解することが重要です。セラミック矯正を検討されている方は、この記事でご紹介した内容をぜひ参考にしてください。 セラミック矯正をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

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