秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年5月14日
セラミック治療にかかる期間や治療完了までの通院回数などが気になり、セラミック治療に興味はあるものの治療に踏み切れないとお悩みではありませんか。セラミック治療は、保険適用の治療と比較して丈夫で審美性も高いことから、選択する方が増加している治療法です。
今回は、セラミック治療にかかる期間や通院回数の目安・治療の流れなどを解説します。セラミック治療に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
セラミック治療は口内の状態や治療範囲によって、治療にかかる期間や治療回数が異なります。今回ご紹介するのは目安なので、詳細を知りたい方は歯科医師に確認するとよいでしょう。
以下、セラミック治療にかかる期間と通院回数を解説します。
セラミック治療の治療期間は、1本につき2〜3週間ほどが一般的です。セラミック矯正など歯の本数が複数本になると、治療期間も1〜3か月と長くなります。
ただし、上述したのは歯の神経の処置が必要なく、順調に治療が進んだ場合の治療期間の目安です。セラミックを被せる際に、歯の神経の処置が必要となるケースがあります。神経の処置は複数回かけて行うため、治療が必要な場合は期間が長くなるでしょう。
セラミック治療は、1本であれば2回ほどの通院で完了します。歯の本数が複数本になるセラミック矯正の場合は、5回前後かかるケースが多いでしょう。
しかし、上述したとおり歯の神経の処置が必要になると追加で治療が必要なため、通院回数も増加します。神経の治療は、2〜4回ほどかかるケースが多いでしょう。
セラミック治療を選択した場合、治療の流れや保険治療との違いが気になる方も多いのではないでしょうか。
以下、セラミック治療の一般的な治療の流れをご紹介します。
カウンセリングを行って口内の状態や仕上がりの希望、予算などを確認します。
セラミックにはさまざまな素材があり、治療する部位や噛み合わせの状態、予算などを考慮して、適切な素材を選択していくのが一般的です。歯科医師は、検査結果や予算などから一人ひとりに合った治療計画を考えます。治療計画の策定後に、治療計画や費用についての説明を受け、治療内容に納得したら治療を開始します。
治療内容に不明点や不安がある方は、カウンセリングの際に確認しましょう。治療が始まってからは、ゆっくりと話せない可能性があります。トラブルを回避するためにも、疑問点は治療前に解決しましょう。
治療計画に納得したら、セラミック治療を開始します。
対象の歯を削っていきます。神経がある健康な歯を削る場合は、麻酔をする場合が多いでしょう。
歯は、一度削るともとの状態に戻すことができないため、削る量は必要最低限に抑えることが重要です。
神経の処置が必要と判断された場合は、神経の処置を行います。
仮歯を作製して装着します。
仮歯を実際に使用して、強くあたる部分がないか、日常生活に支障がないかを確認します。審美性の確保はもちろん、セラミックを装着した際に起こるトラブルを回避するために必要な工程です。仮歯の使用中に気になることがあれば歯科医師に伝えましょう。
仮歯使用中に問題がなければ、歯型を採取し、セラミックの色や形・歯並びなどを歯科医師と一緒に確認します。
美しい仕上がりのセラミックを被せるためには、正確な歯型を採取することが重要です。
セラミックの色味や形は、一般的に周囲の歯に合わせます。理想の白さや形の希望がある方は、意見を伝えましょう。
歯型などの資料をもとに、歯科技工士が最終的に装着する被せ物を作製します。歯科医師と連携して歯の色や形など、より自然で美しい仕上がりになるように調整するのです。
セラミックが完成したら実際に装着して、噛み合わせや見た目に問題がないか最終確認を行います。気になることがあれば遠慮せずに歯科医師に伝えましょう。
問題なければセメントで合着して、セラミック治療が完了します。
セラミックは、保険治療の被せ物と比較すると寿命が長いです。
しかし、適切なケアを行わないと寿命は短くなります。トラブルなく長期的に使用するためには自宅でのケアも大切ですが、歯科医院を受診して定期的に確認してもらうことが大切です。
セラミックの寿命は10年前後といわれています。セラミックは経年劣化が少なく、保険適用の銀歯やプラスチックで治療した場合と比較して丈夫で長持ちです。また、材料に陶材を使っているので審美性が高く、着色汚れやプラークが付着しにくい特徴があります。
ただし、10年前後といわれる寿命も、日頃のケアが原因で数年で再治療が必要になるケースも少なくありません。セラミックを長持ちさせるためには、歯科医院を定期的に受診してメンテナンスを受けましょう。歯科医院での定期的なメンテナンスを受けていれば、セラミックを10年以上トラブルなく使い続けられる可能性が高いです。
以下、歯科医院でメンテナンスを受けることの重要性を解説します。
セラミックの寿命を短くする原因として、虫歯・歯周病が挙げられます。歯科医院の定期メンテナンスを受けていれば虫歯・歯周病のリスクを抑えられるでしょう。
セラミックは人工物なので、虫歯になることはありません。
しかし、セラミックを支えている土台の歯は、虫歯や歯周病になるリスクがあります。歯茎との境目や歯と歯の間は、特に磨き残しが生じやすい部分です。注意して磨いているつもりでも、磨けていない部分がある方は少なくありません。慢性的な磨き残しがある場合はプラークが蓄積されるため、歯石が形成され虫歯・歯周病のリスクが高まります。
歯科医院の定期メンテナンスでは、磨き残しのある部分のブラッシング指導も行うので、磨き残しが生じにくい口腔環境に整えることが可能です。また、歯の表面に蓄積されたプラークや歯石・着色汚れを専用の機械で除去します。
定期的に口内の確認を行えば、清潔な状態を維持でき、セラミックの寿命を延ばすことにつながるでしょう。
セラミックは丈夫な素材ですが、天然歯と比較すると割れやすいことがデメリットです。
口のなかの状態は絶えず変化しています。歯並びや噛み合わせも少しずつ変化し、歯は加齢とともに擦り減ります。セラミックは擦り減らないため、天然歯と比べてセラミック部分に高さが出ることで、歯が欠けたり割れたりするリスクが生じるでしょう。特に、日常的に歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は注意が必要です。
歯科医院の定期メンテナンスでは、歯並び・噛み合わせのチェックを行います。セラミック部分に強い負担がかかっていないか確認してもらえるので、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
セラミック治療の治療期間は1歯につき2〜3週間ほど、セラミック矯正など複数本行う場合は1〜3か月ほどが一般的です。通院回数は、1歯であれば2回ほど、複数本の場合は5回ほどかかるといわれています。
ただし、神経の処置や追加の治療が必要な場合は、治療期間も長くなり通院回数も増えるでしょう。
セラミック治療は、保険適用の治療と比較して治療期間や通院回数が増えるケースもありますが、高い審美性と寿命の長さからメリットが大きい治療法です。セラミックを長持ちさせるためには、歯科医院で定期メンテナンスを受けることが必要不可欠です。歯科医院では虫歯や歯周病のチェック、歯石・着色汚れの除去のほか、噛み合わせの確認や歯ブラシが当たっていない部分のブラッシング指導などを行います。セラミック治療を行った方は、必ず定期メンテナンスを受けましょう。
口内の環境は一人ひとり異なります。治療の流れ・治療期間について詳しく知りたい方は、歯科医院を受診して相談してみてはいかがでしょうか。
セラミック治療をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。