秋葉原駅徒歩0分の歯医者さん
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2023年10月21日
「歯と歯のすき間が気になるけど、セラミックで治せるのかな?」「セラミックですき間を埋めるとどんなメリットがあるの?」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。
セラミックは見た目がよく長持ちすることから、歯と歯のすき間をセラミックで埋めたいと考える方が多いのではないでしょうか。
今回は、セラミックで歯のすき間を埋めるメリットや、セラミックの治療方法などについて詳しく解説します。
目次
歯と歯にすき間ができる原因は、以下のとおりです。
・遺伝
・口周りの癖
・歯周病
一つずつ詳しく確認しましょう。
骨格や歯の本数などは遺伝することが多く、遺伝が原因で歯と歯のすき間が生じることがあります。例えば、親の顎のサイズが大きい場合や、歯の本数が少ない場合、歯のサイズが小さい場合など、親の特徴を受け継いで歯と歯にすき間ができる可能性が高いです。
指しゃぶりの癖や、舌で歯を前方に押す癖などがある人は、歯と歯にすき間が生じる恐れがあります。歯列矯正などですき間を埋めても、癖が治らなければ再びすき間が空くでしょう。
口周りの筋肉を正しく使うトレーニングをするなど、幼少期に身についた癖を改善する必要があります。
歯周病とは、歯に残った歯垢(しこう)が原因で、口の中が細菌感染を起こす病気です。歯茎に炎症が起き、歯を支える骨を溶かします。
歯周病になると歯茎が痩せる場合が多く、歯茎が後退する場合もあります。歯と歯のすき間が目立ちやすくなるでしょう。
歯と歯の間にすき間があることによるリスクは、以下のとおりです。
・消化器官に負担がかかる
・虫歯のリスクを高める
・発音しづらくなる
それぞれ詳しく確認しましょう。
歯には、食べ物を噛み切る・すり潰す役割があります。食べ物を小さくすることで、飲み込みやすくするのです。
しかし、歯にすき間があると、上下の歯がうまく噛み合わなくなります。咀嚼しづらくなり、食べ物を細かく砕けなくなります。不適切な大きさの食べ物が送られるので、消化器官に負担がかかるでしょう。
すき間部分には、食べかすなどが詰まりやすいです。歯磨きが不十分だと、虫歯のリスクが高まるでしょう。
食べかすが長時間歯に付着すると、虫歯や歯周病のリスクを高めます。
歯と歯のすき間は、発音にも影響を与えることがあります。言葉を発するときにすき間から空気が漏れるため、滑舌が悪くなった・うまく発音できないと感じる可能性があるでしょう。
特に「歯擦音(しさつおん)」とよばれるサ行の音は、前歯を擦り合わせて発音します。歯にすき間があると発音しづらくなるでしょう。
歯と歯のすき間を埋める方法は、いくつかあります。多くの方が思いつくのは、歯自体を動かす歯列矯正でしょう。
しかし、歯列矯正は治療期間が年単位になり、費用も高額です。挑戦しづらいと感じる方も少なくありません。
セラミックで歯と歯のすき間を埋める場合、治療期間は数か月程度で、費用も矯正治療ほど高額ではありません。セラミック治療は歯そのものを動かすのではなく、見た目だけを整える治療方法です。
セラミックとは、素材の名前のことです。セラミックは陶器などにも使用されている素材で、見た目が美しく、耐久性もあることから歯科治療でも用いられています。
セラミック治療は基本的に健康保険の適用外となるため、費用が高額になります。
しかし、ご自身の歯の色や艶、透明感を再現できるため、非常に美しい自然な歯を手にいれることが可能です。
歯と歯のすき間をセラミックで埋めるメリットは、以下のとおりです。
・虫歯になりにくい
・自然な見た目である
・変色しづらい
・長く使用できる
詳しく解説します。
セラミックは、金属や歯科用プラスチックと比べて汚れが付着しにくいです。表面が滑らかな素材なので、汚れが残りにくいのです。
そのため、虫歯や歯周病の原因となる細菌が繁殖しにくく、銀歯やレジンと比べて虫歯や歯周病になるリスクを抑えられます。
セラミックは、天然歯のような透明感と光沢感を兼ね備えた素材です。周りの歯となじみやすく、会話の際などに口元に注目されても、人工物が入っているという印象を与えづらいです。
特に、前歯のような目立つ部分のすき間を埋める際に適しています。
セラミックは、変色が起こりにくい素材です。水分を吸収しないため、虫歯治療やすき間を埋める際によく使われる、レジンという歯科用プラスチックに比べ、変色しにくいでしょう。
長く美しい見た目を維持できることは、セラミックの大きなメリットです。
セラミックの平均寿命は10〜15年と、非常に長いです。丁寧なセルフケアを行って、20年使用している方もいます。
セラミックは、レジンや金属に比べると非常に長持ちする素材なのです。一般的に、レジンの寿命は2〜3年程度、銀歯は5年程度といわれています。
セラミックの寿命が長い理由は、先述した変色しづらいことに加え、素材的に歯とセラミックの間にすき間が生じにくいこと、熱での変形が起こりにくいことなどが挙げられます。
定期検診を受ける、強い衝撃を避けるなど、長く使用するためには心がけなくてはならないことがありますが、長く使用できる可能性が高いです。
歯と歯のすき間を埋めるセラミックの治療方法には、いくつか種類があります。代表的なのは、ラミネートベニアやセラミック矯正などでしょう。
それぞれの治療方法を詳しく解説します。
セラミック治療の一つに、ラミネートベニアというものがあります。ラミネートベニアは、歯の表面を少量削り、セラミックの薄い板を貼り付ける治療です。つけ爪を想像するとわかりやすいでしょう。
歯を削る量は0.3〜0.5mm程度のため、次にご紹介するセラミック矯正よりも少ないです。ラミネートベニアは、主に前歯のすき間を埋めるために行われる治療で、歯のねじれが少なく、小さなすき間を埋めるときに用いられます。
治療期間が短く、痛みも少ない治療方法です。
セラミック矯正は、セラミックの被せ物を被せてすき間を埋める方法です。歯の全体を囲むようにつけるため、ラミネートベニアに比べて歯を削る量が多いことがデメリットでしょう。
大きく歯を削るセラミック矯正は、歯の傾きやねじれなどが原因ですき間が空いている場合など、ラミネートベニアでは改善できない場合に向いています。
歯と歯のすき間があることは、見た目への影響だけでなく、口内の衛生環境や消化器官へも影響を与えます。「歯列矯正をするのは時間がかかるから嫌だけど、すき間が目立つのは恥ずかしい」という方は、短い通院期間で見た目を改善できるセラミック治療を選択肢として検討してはいかがでしょうか。
セラミックは汚れがつきにくく、変色しづらいなどメリットの多い治療です。ラミネートベニアやセラミック矯正など、ご自身に適した方法で歯並びを改善し、美しい歯で生活しましょう。
セラミック治療をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。