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銀歯を白くしたいときはどうしたらいい?治療法や費用を解説!

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2024年3月9日

銀歯を白くした女性

銀歯を白くしたいと考えている方は多いでしょう。銀歯は機能的には優れていますが、見た目の問題でコンプレックスを感じることもあります。

銀歯を白くする治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。また、銀歯を白くする場合にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

今回は、銀歯を白くしたいときの治療法や費用について詳しく解説します。銀歯を白くしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

銀歯とは?

銀歯

銀歯とは、金銀パラジウム合金などの金属で作られた人工歯です。保険が適用されるため、治療費を抑えることができます。銀歯は強度が高く、割れにくいという特徴があります。

しかし、長期的に見るとさまざまな問題が生じる可能性があります。

以下に、銀歯のメリットとデメリットについて解説します。

銀歯のメリット

銀歯のメリットは、以下の通りです。

費用が安い

銀歯を選ぶ最大のメリットはその安さにあります。銀歯は保険が適用されるため、治療費を抑えることが可能です。

強度が高い

金属製の銀歯は、陶器製のセラミックよりも強度が高いため、強い力がかかる奥歯に使用する場合でも安心です。

ただし、セラミックの中には強度が高い素材も存在するため、強度の高さは銀歯特有のメリットではないかもしれません。

銀歯のデメリット

銀歯のデメリットは、以下の通りです。

目立ちやすい

銀歯の最大のデメリットは、目立ちやすいことです。銀色のため、他の自然な歯との色の違いが明確になり、目立つことが避けられません。これにより、治療を受けた部分がコンプレックスの原因となることもあります。

二次虫歯になりやすい

銀歯の下が虫歯になりやすいというデメリットも存在します。銀歯は、時間が経つにつれて劣化します。銀歯が劣化すると、銀歯と天然歯の間に隙間が生じ、歯垢が溜まると虫歯になる可能性があるのです。

また、銀歯は温度変化で膨張と収縮を繰り返します。膨張と収縮を繰り返すことで銀歯と天然歯の間に隙間が生じ、細菌が侵入すると虫歯になる可能性があるのです。

寿命が短い

後述するセラミックの寿命は10〜15年程度であるのに対して銀歯の寿命は5〜7年程度といわれています。銀歯はセラミックに比べて劣化しやすく、虫歯になりやすいためです。寿命が短い点はデメリットといえるでしょう。

金属アレルギーを引き起こす可能性がある

銀歯の場合、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。銀歯から金属イオンが溶け出し、これが唾液とともに体内に入ることで体内に蓄積され、アレルギー反応を引き起こす可能性があるのです。

これまで金属アレルギーの症状がなかった人でも、突然アレルギー反応が現れることがあります。皮膚炎などの症状が出る場合もあるため、銀歯を選択する際にはこの点に注意が必要です。

歯茎が黒ずむことがある

銀歯を使用すると歯茎が黒ずむことがあります。銀歯の金属が溶け出すと、歯茎に沈着することがあるのです。

銀歯によって歯茎が黒ずむと、歯茎の表面をピーリングで剥がす以外に色を戻す方法はありません。薬剤やレーザーを用いて歯茎の表層を剥がす必要があります。

ただし、銀歯を他の素材に変更しない限り、歯茎の変色は再発する可能性があるでしょう。

銀歯を白くしたいときはどうしたらいい?

セラミックの歯

銀歯を白くしたい場合、主に「コンポジットレジン」と「セラミック」の2つの方法があります。

それぞれについて以下に詳しく解説します。

コンポジットレジン

コンポジットレジンとは、プラスチック素材を用いた詰め物です。ペースト状のレジンを欠けた部分や虫歯を削った部分に詰め、光を照射して硬化させます。天然歯に近い色を再現できるため見た目の違和感が少ないのがメリットです。

一方、強度が低く、特に強い力が加わる奥歯に使用すると破損する場合や変色する場合がある点はデメリットといえるでしょう。

セラミック

セラミックとは、陶器と同じ素材を使用した詰め物や被せ物です。天然歯の透明感やツヤ、色調を再現できます。天然歯に近い見た目を再現できるため、違和感がほとんどありません。

セラミックには耐久性に優れたジルコニアや、天然歯に近い見た目を再現できるe-maxなど、さまざまな種類があります。

銀歯をセラミックにするメリット

セラミック歯にした女性

銀歯をセラミックにするメリットは、以下の通りです。

見た目が天然歯のように自然

銀歯をセラミックにするメリットは、主に見た目の美しさにあります。銀歯は大きく口を開けたときや笑ったときに、金属が光って目立ち、見た目が悪くなりがちです。

しかし、セラミックは天然歯のような白さや透明感、ツヤを持ち、口元を美しく見せることができます。

虫歯になりにくい

銀歯をセラミックに変えるメリットは、見た目の美しさだけでなく、口内健康にもあります。

銀歯は時間が経つと経年劣化により歯との間に隙間ができやすく、この隙間から細菌が侵入しやすくなります。また、銀歯は歯の汚れを吸着しやすく、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があります。

一方、セラミックは銀歯よりも歯に密着しやすく、表面が滑らかで汚れが付着しにくい性質を持っています。これにより、虫歯や歯周病のリスクを低減できるため、セラミックへの交換は見た目を美しくするだけでなく、口内環境を健康に保つ効果も期待できるのです。

寿命が長い

上述のとおり、銀歯の寿命は5〜7年程度といわれています。

これに対して、セラミックの寿命は10〜15年程度といわれており、長期間にわたって美しい状態を維持できるのです。

しかし、セラミックのケアやメンテナンスを怠ると寿命が短くなる可能性があります。よい状態を長く保つためには、しっかりケアを行い、定期的にメンテナンスを受けることが重要なのです。

金属アレルギーのリスクを軽減できる

銀歯の場合、唾液によって金属イオンが溶け出し、突然金属アレルギーを発症する可能性があります。金属アレルギーは口内の赤みやただれ、腫れだけでなく、全身に影響を及ぼすこともあるでしょう。

一方、セラミックのなかには金属を使用しない素材があります。金属を使用しない素材を選択すれば、金属アレルギーを引き起こすリスクがありません。そのため、金属アレルギーの方やそのリスクを避けたい方には、金属を含まないセラミックへの交換が推奨されます。

歯茎が黒ずむ心配がない

銀歯の場合、時間が経つにつれて金属イオンが溶け出し、歯茎が黒ずむ可能性があります。

一方、ほとんどのセラミックは金属を使用していないため、歯茎が黒ずむ心配がありません。

ただし、セラミックの中には内側に金属を使用しているものもあるため、歯茎の黒ずみを避けたい場合は、使用するセラミックが完全に金属フリーであるか歯科医師に確認しましょう。

銀歯をセラミックにするデメリット

銀歯をセラミックにするデメリットイメージ

銀歯をセラミックにするデメリットは、以下の通りです。

自費診療のため費用が高い

銀歯からセラミックに変更するデメリットとして、治療費が高い点が挙げられます。銀歯治療は保険が適用されるため、治療費は数千円程度でしょう。

しかし、セラミック治療は保険適用外となるため、銀歯に比べて費用が高いです。1本あたり数万円単位の治療費が必要になります。「費用を抑えたい」と考える方にとって、費用が高額である点は大きなデメリットといえるでしょう。

割れることがある

特に、奥歯には強い力が加わりやすいため、歯ぎしりや食いしばりによってセラミックが割れることがあります。セラミックが割れると再治療が必要になります。

破損を防ぐためには、ジルコニアのような強度の高いセラミックを選択することや、マウスピースを装着するなどの対策が有効です。

しかし、通常の食事で割れることはほとんどないでしょう。

歯を多く削る必要がある

銀歯を取り除き、新たにセラミックを装着する過程で、歯を削る必要があります。

金属製の銀歯はその丈夫さから比較的薄く作ることが可能ですが、セラミックの耐久性を高めるためには、詰め物や被せ物に厚みをもたせる必要があります。そのため、より多くの歯を削る必要があるのです。

セラミックの種類と費用

セラミックの費用イメージ

セラミックの種類は主に以下の5つです。

それぞれの特徴と費用を以下の表にまとめました。

<セラミックの種類と費用>

種類特徴費用
オールセラミック見た目は天然歯とほぼ変わらないが、耐久性・強度がやや劣る。約8万~18万円
ハイブリッドセラミックレジンを含むため費用は安いが、審美性がやや低く削れやすい。約4万~12万円
ジルコニア耐久性が非常に高いが、透明感が少なく審美性にやや劣る。約12万~18万円
e-max天然歯のような見た目で、耐久性も高い。約8万~14万円
メタルボンド金属を含むため耐久性は高いが、歯茎の黒ずみやアレルギーのリスクがある。約8万~15万円

セラミックを長く使い続ける方法

デンタルフロスでケアする女性

セラミックの寿命は10〜15年程度といわれていますが、正しいケアを続けていればさらに長く使用できることがあります。

以下に、セラミックを長く使い続ける方法をご紹介するので参考にしてください。

丁寧なセルフケアを心がける

セラミックを長く使い続けるためには、日々のセルフケアが非常に重要です。毎日のブラッシングは基本中の基本ですが、それだけでは不十分です。

歯と歯の間には汚れが溜まりやすいため、歯間ブラシやデンタルフロスを併用しましょう。これにより、歯と歯の間に付着した汚れも除去できます。

多くの歯科医院ではブラッシング指導を行なっています。歯間ブラシやデンタルフロスの正しい使い方がわからない場合は、歯科医院で指導を受けるとよいでしょう。

セラミックを長持ちさせるためには、これらのセルフケアの習慣を身につけることが重要なのです。

歯ぎしりや食いしばりがある場合はマウスピースを使用する

歯ぎしりや食いしばりは、就寝時や集中している時に無意識に行われます。起きている間は意識して顎の力を緩めることで対処できますが、睡眠中など無意識の状態では、これらの習慣をコントロールするのは難しいでしょう。

その場合、マウスピース(ナイトガード)を使用することで、セラミックの歯を無意識のうちに受けるダメージから保護できます。また、スポーツをする際には、スポーツ用のマウスピース(マウスガード)を使用することも効果的です。

メンテナンスを受ける

セラミックを長く使い続けるためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスでは、歯のクリーニングだけでなく、噛み合わせや歯茎の状態、土台となる歯の健康状態まで、細かく検査します。

虫歯治療で神経を取った場合は痛みを感じにくくなるため、虫歯が進行しても自覚しにくいことがあります。

しかし、定期的にメンテナンスを受けることで、口内トラブルを早期に発見し、適切に対処することが可能です。

まとめ

セラミックの歯

今回は、銀歯を白くしたいときの治療法について解説しました。

銀歯を白くしたいときは、コンポジットレジンやセラミックに交換するという方法があります。なかでもセラミックは、天然歯のような見た目を実現でき、耐久性が高いため長期的に使用できます。また、種類によりますが、金属アレルギーのリスクもありません。

セラミックは、日々の適切なセルフケアや、定期的な歯科医院でのメンテナンスにより、10年以上の使用が可能です。

セラミックにはさまざまな種類があります。どれを選べばいいかわからない方は、歯科医師と相談しながら、ご自身に合ったものを選びましょう。

セラミック治療をご検討されている方は、秋葉原歯科にお気軽にご相談ください。

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